世界名作劇場最大トーナメント 閑話休題『総裁』&Dブロック一回戦第一試合 デーズィVSジョオ

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キャラ崩壊、動画の魅力を損なうかもしれないので、いや!と、思ったら即ブラウザバッグを。

回を重ねるごとに酷くなっています。

真正ミーラふぁんも怒るかもしれません。不快と思った瞬間、即ブラウザバックしてください。

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昨日、Cブロック一回戦が全て終了した。

Dブロックの試合も同日行われる予定であったが、運営側の都合で、1日延期した。今日がDブロック一回戦の開始日だ。

「アンジェレッタ、ロミオがどこに行ったか知っているかい?」

ロミオの試合終了後、アルフレドはロミオのお見舞いに行こうと思っていたのだが、医務室にも、会場に併設されている医療施設にもいなかった。医療設備は完璧だ。わざわざ他の病院で診てもらう必要はないはずだ。よほどの重傷なのだろうか?

「私も探しているのよ。お祖母様もご存知ないって…」

「あの体で、病院を抜け出したとは思えない。それとも、他の病院に転院させられたのかな…」

失望

ロミオ、ピーターパン、マルコ、フローネの4人は、総裁の部屋に通された。

彼らに対する治療は、試合会場に併設されている医療施設ではなく、ミーラ財閥系の病院で行われていた。病室で休んでいると、突然数人の黒服たちがやってきた。物腰は非常に柔らかく、丁重な態度であったが、口調は有無を言わさぬものだった。

「傷が癒えてない中、大変申し訳ございませんが、総裁の元へご同行願います」

部屋に通されると、そこには総裁がいた。
総裁にして、この最大トーナメントの主催者である。

「シッド君から報告は聞きました。事件の当事者である、君たちにも詳しい話を聞きたいと思いまして、無理を言ってこちらに来てもらったわけです」

事件とは、トーナメント会場の男子トイレで何者かに恐喝されているシッドを、ロミオが助けようとした件である。
ロミオが犯人に声をかけたとたん、いきなり顔面を殴打され、そこから取っ組み合いになった。相手の男は強かった。ロミオの拳が当たったのは三発のみ。その間、ロミオは十数発殴られていた。

騒ぎを聞き、やってきたのは、犯人の母親だった。

「アンゼルモ!大丈夫かい?」

不意に顔面を殴打され、倒れかかっているロミオの腹に凄まじい激痛が走った。木靴が水月にめり込んでいたのだ。

『女将さん…?』

その女は口ひげを生やしていた。棘のようなひげだ。体は恐ろしいほど痩せており、身長は180cm以上ありそうだ。高身長から繰り出される、木靴の鉄槌。頭部を腹部を、背中を乱打された。

画風が違う…この2人…名作劇場の人間ではない!
アンゼルモとその母エッダだ。名劇の女将さんのように太ってもいないし、比べ物にならないほど冷酷だ。魔女と言われているらしい。

騒ぎを聞きつけたピーターパンとマルコが加勢に来てくれた。ピーターパンがエッダの顔面に蹴りを叩き込み、マルコはアンゼルモの左頬を張り倒した。

隣の女子トイレから出てきたフローネは、廊下には画風の違う人間が二人転がっており、大怪我をしたロミオを見て仰天した。

「これで4対2だ…卑怯…とは言うまいね?」

ピーターパンは、したり顔でエッダに言い放った。

「ここからは、シッド君のインタビューを聞いてみましょうか」

総裁は4人の話を遮り、録音機を再生させた。

「ええ。相手は原作『黒い兄弟』に登場したエッダとその息子のアンゼルモでした。僕この本読んだことあるんです。4対2というか…ロミオさんがすでに戦える状態ではなかったので、実質3対2でしたけど。ピーターパンもマルコもフローネも全力で闘っていました。でも、あの二人が強すぎたんです。まず、フローネがエッダにフライパンで頭を叩かれたんです。ホームセンターで売られている薄っぺらいテフロン加工フライパンじゃありませんよ。昔ながらの底が厚くて、すぐに具材がこびりつく重いフライパンです。1830年頃の年代物のフライパンですわ。相当頑丈なはずなのに、フライパンの底が隆起していましたよ。そう…2cmくらい…フローネさんが石頭ってことは知ってましたけど、あんな一撃喰らったら…伸びちゃいますよ。
ピーターパンとマルコはアンゼルモと闘っていました。2対1なのにアンゼルモの方が優勢なんですよ。マルコは頭から血を流していましたし。それでも、ちょっとアンゼルモが怯んだ瞬間がありまして、ここで一発良いのが入れば、状況が好転するかなと思ったときでした。龍のような爪を生やした手が、ピーターパンの頭を鷲掴みにしたんです。爪が食い込んで痛そうでした。そうですねぇ…5mmくらい食い込んでいたんじゃないでしょうか?ピーターパンを救おうとしたマルコが、手に持っていた白旗で、猛烈な突きを何度も何度もエッダに打ち込んだのですが、倒れませんでした。これじゃあ、らちが明かないと思ったのでしょうねえ。白旗をエッダの口の中に押し込んだんです。喉の奥まで。トーナメントでも見せてくれたじゃないですか?『僕は本当に撃つからね!』ってやつ。でも、マルコさんは警告なしで発砲したんです。恐ろしい相手だと認識していたからでしょうねえ…。そりゃあんた。ああなっちまうと普通は勝負あり、だね。普通はね。だけどこれはエッダ・ロッシの話でしょ?こうやって撃たせたんですなぁ頬を。もう無茶苦茶ですわ。その後は、ピーターパンもマルコも滅多打ちですわ。アンゼルモはロミオが相当憎かったのでしょう。気絶してからも殴っていました。ピーターパンがかろうじて立っていたときでした。アウグストとエンベリーノが助けに来てくれて。すぐに二人を蹴散らし…」

総裁は録音機の再生を止めた。
総裁は常に柔和な笑みを称え…大変温厚なお人柄だと、名劇キャラの間では噂されていた。それが今、渋面を作って4人を見つめている。

「最終的に、救ってくれたのは原作『黒い兄弟』のキャラクターということですか」

フローネ以外の3人は目を伏せていた。
総裁は立ち上がり、自分の机と接待用ソファーの前を行き来きし始めた。

「しょーがないわよ。相手が強すぎたのよ。シッド君が助かったんだから良いじゃないの」

「要するに。あの部外者…名劇外の二人と闘って負けたということが問題なのです」

総裁は、フローネの発言など聞いていなかった。大きなため息をつき、どっかりとソファーに座りこんだ。

「負けちゃったんだよなぁ…」

天井を仰ぎ見る総裁。今度は4人全員うつむいたままだ。
やがて、総裁が口を開いた。

「ロミ空のサソリ団、アンゼルモ、ナンとジョー先生のジャックが、路上の喧嘩で負けたというのはよく聞く話ですが…よもや『世界名作劇場 最大トーナメント』の参加者までが…チンピラ風情と似たりよったりだとは…。しかも、4対2で!ふふ…はははは…っ」

総裁は、呆れた表情で乾いた笑い声を上げている。4人共ちらっと見やっただけで、すぐに目を伏せた。情けない…せっかく大会に出させてもらったのに…名劇の看板を背負っておきながらの体たらく。総裁に対してなにも言い返せない。

「特に、ロミオさんは作中、狼団にも勝利し、マウリッツォのボディーガードすらも蹴散らしたほどの豪傑。アルフレドの意志を継ぎ、黒い兄弟の二代目リーダーとなった実力は折り紙付きだった…」

ロミオはうなだれるしかなかった。不意打ちとは言え、2対1とは言え、恥ずかしかった。次に総裁の口から放たれたのは、まるでロミオの心中を見透かすかのような発言だった。

「ごく日常の中で人知れず起こり得る不当な暴力の鎮圧こそが根本。いかなる評価、いかなる賞賛を得ようとも…喧嘩で不覚をとる闘士など無価値であると言えます」

総裁が彼らに下した評価は酷なものであった。闘志として無価値。夢を与え続けてきた自分たちが無価値であると。存在そのものを否定する発言。

「わかりきったことを…クドクドとっ!!!!」

顔が包帯でぐるぐる巻になったピーターパンが、総裁の襟首を掴み持ち上げた。
ロミオは正義感からシッドを助け、アンゼルモと格闘し、エッダから不意打ちを受け戦闘不能状態に。助っ人に来たマルコ、フローネ、ピーターパンは真っ向勝負をして惨敗した。それでも、彼らは全力を尽くして闘った。それなのに…。

「は、放せぇぇぇ!貴様ぁぁぁぁっ!!」

総裁の表情は悲しみそのものだった。アニメのキャラクターがこぼす、ビー玉のような涙を流していた。

「私がっ!私が一番悲しんでるんです!!ピーターパンより!あなた方よりも!!世界名作劇場最大トーナメント戦士が最強であることを信じていた!マルコよりも、フローネよりも、ロミオよりも!誰よりも信じていたのは私なのです!!!あなた達に…この無念がわかりますかっ!!?」

恥じ入ったピーターパンは、総裁の襟首からそっと両手を離した。

「ミーラ総裁が正しいよ…」

ロミオはか細い声で呟いた。

「前にも言った通り、今回の件はくれぐれも内密に願います。ロミオさんが試合をした時、アナウンスした通りです。あなた方はシッド君を救った英雄です。ここでの治療を終えたら、すぐに故郷にお帰りください。最大トーナメントの選手が、見ず知らずの暴漢に襲われ敗北したことは…絶対に知られてはならないことです」

4人が席を立とうとした時、総裁は彼らに呼びかけた。

「まあ、慌てずに。Dブロック一回戦が始まりますよ。一緒に観ようじゃないですか」

総裁は壁に設置してある巨大モニターの電源をオンにした。

デーズィVSジョオ

「若草の血を継ぐ者たちは多い。その中でも、ジョオの後釜を継ぐのは誰なのか?ジョオを倒せば済む話なのか?そうではない。若草4姉妹のうち2人を倒してこそ、その資格があると言える。お人形遊びとままごとで想像力を養ってきた。お人形遊びで関節技や絞め技を覚えた。兄のデミとともに歩んできた若草ジョオ継承への茨の道。親友のナン、喧嘩屋のダンともプラムフィールドで修行。家族を守るため、恋人のナットを守るために日々精進。
ダン曰く『テクニック、負けん気、体力、ここ一番での勝負強さにおいては、プラムフィールド最強だ』と。清楚系の外見、中身はパリピの母の血を受け継ぐ、デーズィ・ブルック!」

セコンドには、母メグ、兄デミ、そして、ナット。

「若草物語の主人公であり、4姉妹のムードメーカー。第一若草物語から、終章の第四若草物語までずっと主役を務め続けた。天真爛漫さ、聡明さ、優しさ、男心をくすぐる快活さ。世代を超えて愛されるジョオ・マーチ選手です!やはり彼女には花がある!使い古された言い回しかも知れないが、あえて言いたい、太陽のようにきらめく笑顔だと!マーチ家に困難が降り掛かっても、ジョオがいれば安心だ。長女のメグが舞踏会にフラフラ参加しても、ジョオがそばにいてくれれば安心だ。野試合とは言え、セーラとの対戦では一本を取り、あと一歩まで追い込んだ。若草闘魂四姉妹筆頭、ジョセフィン・マーチ!」

セコンドはアンソニーとハンナ。

「解説はラム・ダスさん(小公女セーラ)です。よろしくお願いします!」

ジョオの入場で観客のボルテージはマックス!やはり大人気だ!

「よろしくお願いします。叔母と姪の対戦ですか…あまりにも酷なマッチメイクですね。古来、骨肉の争いでハッピーエンドを迎えた試しがありません。若草物語は、他作品と比べて波瀾万丈がなく、誰かがとてつもない不幸に見舞われたりするよな物語ではありません。『だったら、俺が作ってやろう!』という主催者側の悪意…いや、熱意が感じられますね」

ジョオとしては非常にやりづらい。マーチ家の長女メグの娘デーズィとの対戦。

好きなキャラ同士の対戦か。特にジョオは大好き。親戚同士の醜いドロドロした闘いにならないよう、万人受けするさらりとした無毒な記事にしたいと思います!

「ジョー先生、私一人で遊ぶの飽きちゃったの」
「しつけることがたくさんある!」

ふうん。その年でもう一人遊びに飽きてしまったのか。デーズィ…おとなになってからも楽しめるのが一人遊び!修行が足りないようですね。ジョオは一人遊びが得意です。空想したり、小説を書いたり、一人で散歩したり、マーサ叔母様から休暇をもらった時、一人の時間を楽しもうとした姿が印象的でした。15歳くらいで、一人になりたいって思ったことなかったからなぁ。

そんなことはどうでもよい!
清く正しく美しい闘いを見届けるんだ!

「遅い!」

言うだけあって早い!デーズィの速攻のカポエラっぽいキックで先手を取る!
この辺が若さに溢れている。素早い攻めで叔母のジョオを翻弄。パワー、スピードにおいても絶妙のバランスを誇るジョオ相手に大したものです。

大技に入るところを、デーズィにくじかれましたが、それでも致命的なダメージは負っておらず、反撃。

斬り上げ、一文字突き、倒れたところをサッカーボールキック!

効果的に相手を傷めつける、基本技の連続。ジョオの攻めはいぶし銀を感じます。やっぱりジョオのキャラクリ良いですわ。もっと登場してほしいキャラです。自分はやっぱりメグよりジョオ派か…いや、どっちも良いんですよね!

ジョオ、まさかの第一ラウンドを落としてしまいました。

「やったわね!デーズィ!ジョオから一本捕れるなんて!」

母メグは大喜びだ。だが…若かりし日の妹ジョオが、うなだれながらハンナの治療を受けている姿を見ると、少し心が痛んだ。ジョオの癖、攻撃パターン…知りうる限りのことを愛娘のデーズィに叩き込んだ。かつては、自分の参謀でもあり、自分を見守ってくれた激しくも優しい妹、夫との関係を進展させてくれたキューピットのような妹…そんな妹を、私は自分の娘に倒させようとしている。身内同士の闘いは辛い。闘っている本人はもっと辛いのだろう…心優しきデーズィの心中を考えるとより辛さが増した。

「ナット、試合中はいつもの辛気臭い音楽じゃなくて、もっと気持ちが高揚するような曲を頼むわよ!」

「ゑ!?(辛気臭い…デーズィがこんなこと言うなんて…)」

「叔母さんだって手加減しないわよ。勝てる!この闘い、勝てるわ!」

デーズィはすでに割り切っていた。トーナメントに優勝することしか考えていない。一番辛いのはメグだった。

第二ラウンド

このラウンドはジョオの見せ場!斬る!蹴る!刻む!
面白いように入りましたねぇ。

本領発揮の時だぁ!!!

お父さんの留守は私が守る!

マーチ家の平和は俺が守る!!

第二ラウンドはあっさりジョオがいただき!

行けると思っていた…ジョオが遅れを取るまいと思っていた…このときまでは!

最終ラウンド

『ジョオの壁は分厚い。デーズィにはまだ早かったのか…』

メグは相変わらず複雑な思いを抱いていたが、できれば娘に勝ってほしい。自分の子供が一番かわいいものなのだ。

ジョオは姪っ子がここまで強いと思っていなかった。今のところ、お互いに全力を出し良い勝負をしている。悔いのない闘いをしよう。

乱れた呼吸を整えながらも、この強敵をどう倒すかと考えていた。

「ジョオ。あなたは愛の若草物語の主人公よ!たかが長女の娘ごときに手こずるとは何事!ヒロインの座を死守し続けるのが、名劇主人公の務め!」

「え?メグ!?どうしてっ!?」

物思いにふけっていると、メグの声が聞こえた。デーズィサイドにいるはずなのになぜ…?

モニターにまたしてもアンネットの姿が映し出された。

「なぁんだ…破壊神か」

ジョオは胸をなでおろした。

「でも、ジョオ。アンネットの言うとおりだぜ。君は若草を代表する人だ。そう簡単に諦めないでほしいな」

「わかっているわよ。ただ全力で闘って負けたとしても、悔いは残らないって思っただけよ」

「一休みしたら、またがんばろ!」

デーズィもやる気満々。セリフは可愛いのよね!

開幕、ジョオはすぐに大技を発動!

「引っ掻いてやるわ~!」
「つば引っ掛けてやる!」

決まったぁ!

でも、デーズィの動きが素早い。攻撃もドシドシ当たるし…。

デーズィのサイドステップが早いのよ!小さい蜘蛛みたいにぴょんと飛ぶのよ!

あれ・・・だんだんジョオが追い込まれてきた…。

「こんな楽しい死合は久しぶりよ!」

追い込まれているのに、笑顔を浮かべるジョオ。

決める!
デーズィも奥義を発動だぁ!

ドアップ!

からの、腰から何かやばげな物が出てきた…。

ビジュアルと言い、動きと言い、綺麗でなめらかですよね。デーズィも相当可愛くキャラクリされておる。ジョオが女子大生で、デーズィが女子高生って感じです。

うわああ!

ジョオの服がはだけて、ノースリーブ姿に!!
これは…!

ミーラさん動画の名劇ソウルキャリバーシリーズを見てきました。たしかに、いわゆるセクシーシーンが多々ありましたものの、正直そっちよりもキャラクリの精度や動きに注目してきました。しかし、ジョオのノースリーブだけは、エロい!と感じました。しかも、ちょっとの間、はりつけ状態に!なんなんだ…このご褒美ショットは!?

もうちょっと長い間はりつけ状態から、じわじわHPを削るシーンがあっても良かった!

「ふふふ…ジョオ叔母さん、こういうの好きでしょ?」
「デーズィ!何をするの、おやめなさい!」

観客からはブーイング。

「デーズィのバカ!変態!」
「ひとでなし!」
「反則だぞお!」

観客から罵声をぶつけられ、デーズィの怒りのボルテージが上昇。この怒りは、ジョオの体を使って晴らすしか無い。

ピシぃいん!
ぱしぃいん!
びりりいいぃぃ!!

止まらない、デーズィへの罵声。罵声が激しくなれば、ジョオへの折檻も激しくなる…。アンソニーはそれを見抜き、観客を煽りまくる…。

はい、すみません。以上、妄想です。

止めの一撃はダイナマイトか!?

「はい。プレゼント」

動画を見ていた時、ここで吹きましたww
本当に上手いよなあ、セリフのチョイス。絶対に外さないですよね。笑いのツボを。

大爆発!!ジョオ!ジョオ。゚(゚´Д`゚)゚。!

爆薬で吹っ飛ばしやがった!!

でも、ノースリーブは大丈夫^^;

「勝者、デーズィ・ブルック!」

デーズィはすぐに大の字になって倒れているジョオの元に駆け寄り、抱きついた。メグ、デミもやってきた。

「叔母様!ごめんなさい…!」

「良いのよ…デーズィ。強くなったわねぇ…この先も頑張るのよ…うまくあなたにバトンを渡せた気がするわ。さすが、メグの娘ね。あんたなら、勝ち上がっていけるわよ」

メグは心配そうにジョオとデーズィを見つめている。ジョオの怪我は大したことはなさそうだ。それと、このまま娘が勝ち上がれば、ベスと当たる可能性も高い。

「メグ…心配そうね。言いたいことはわかるわ」

「「ベスは私(ジョオ)の10倍強い」」

ジョオとメグは声を揃えていった。

動画を見よう!

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