世界名作劇場最大トーナメント Bブロック一回戦第一試合 アンジェレッタVSセディ

※本ブログでは記事中に広告情報を含みます
にほんブログ村 ゲームブログ レトロゲームへ 

妄想と茶番。動画の良さを台無しにするような記事になっておりますので、不快と思われる方は、即ブラウザバックをお願い致します!

ついに…アンジェレッタ姫の出番だぜ!!
実況も解説も大興奮!

「イタリアの名門、モントバーニ伯爵家に、直系の跡継ぎがいたぁ!底辺煙突掃除の家庭の娘に身をやつしながらも、高貴な心は失っていなかった!伯爵家に戻ってからは、病魔を克服。その反動からか様々なスポーツ、格闘技にチャレンジ。並外れた運動神経で、体育の授業は常にトップ!ボルゴ横丁の天使からミラノの天使へ!いや、ユーロの天使、いやいや!銀河の天使と呼ばれているルックス良し!性格良し!超絶美少女、アンジェレッタ・モントバーニ!!!」

「こちらも同じく伯爵家からの選手だ!若年ながらも、武門の誉れ高いドリンコート伯爵家の跡取りとして、祖父の領地経営を手伝っているおじいちゃん思いの可愛い男の子。甘いマスクと人懐こっさで、屋敷中のメイド全員のハートを掴んでいるとか!常にスキャンダルが耐えないとの噂だが、想い人はたった1人のメイド!ベビーフェイスだからと舐めたら火傷する!セドリック・エロル選手!」

伯爵家同士の対決。
イタリア、イギリスの違いはあれど、家格はほぼ同等か?
アンジェレッタは幼少時代の家庭環境は、下の中。セディはニューヨーカーとしては、中の下くらいの家庭環境かな。

セコンド陣も超豪華。
アンジェレッタ・モントバーニ陣営は、イザベラ・モントバーニ伯爵夫人。執事のチェルビオ
セドリック・エロル陣営は、ドリンコート伯爵、執事のジェファーソン。

想い人?との戦い!

ロミオ争奪戦の頃と違い、今回の装いは寝間着とカーディガンだけじゃない!
よそ行きの服に加え、肩当て、腕輪のプロテクターを装備。おそらく魔力が秘められている装身具。前回の時と比べて、かなりACが低くなっている(防御力アップ)と考えられる。

「私アンジェレッタ…。よろしくね」
「はじめまして、僕、セドリックです!」

『この声は…ロミオっ!?』

ロミオの声を聞いてしまっては、アンジェレッタは動揺を隠せない…。外見は全く違う。金髪碧眼の男の子だ。でも…瞳も髪の色も…声を聞いた後ではロミオに見えてしまう。
死合に集中していた意識が一瞬揺らいでしまった。

「アンジェレッタ!しっかりなさい!その子はロミオではありません!」

『そうだったわ…ロミオはCブロックだったわね。決勝まで勝ち上がれば…ロミオに会える。気持ちを切り替えなきゃ!』

死合、始めぇ!!

アンジェレッタ姫、まずは堅実にオーソドックスな技で、様子を伺うんだ!

「ファンネル!!」

いきなりの大技!姫は本気だ!様子見なんてしない、一気に変則的かつ強力な技で仕留めにかかっている!

からのアッパーカット!
そうです!そのまま、手を緩めなければ、一本先取は確実ですぞ!

「風の刃!」

「いくよ!サンダードラグーン!!」

やはり貴公子。強いです。アンジェレッタの大技と大技の間隙を縫って反撃をしてきますね。一筋縄ではいかない試合巧者ぶり。実際、ロミオと戦ってかなり追い込んでいましたからな。

ここで止まる姫じゃない。
必殺技からの大斧でセディを斬り伏せる!

KO!!

しゃあっ!
一本先取!

第2ラウンド ロミオボイス

「セドリック!大丈夫か!?」
ドリンコート伯爵が心配そうにセディに駆け寄り、声をかけた。
「大丈夫だよ、おじいさん。でも、あの娘本当に強いなあ。僕、ワクワクしてきたよ」

「わしの…わしの足が痛風にかかっていなかったら…わしが参加していたのに…」

「確かに。お強いですなぁ…あのお嬢様は。流石にモントバーニ伯爵夫人の孫娘というところですな。大変お優しい娘さんだそうで。若君、試合中ですが、あの方に話しかけてみるのはいかがでしょう?」

セディにだけ聞こえるよう、そっと耳打ちした。

「話しかけるって…何を?」

試合中なのに、ジェファーソンは一体何を言っているのか、セディには分からなかった。

「まあ、何でも良いのです。死合が終わったら、野球をしようとか。優しい言葉をかけてあげてください」

「ふうん…わかった」

『セコンドアウト!!』

「ジェファーソン。セディに何を言ったのだ?」

「ご安心ください。ご覧になっていればわかりますよ。このラウンド、若君のものですよ」

ファイッ!!

第1ラウンド同様、開始そうそう一直線にセディへ向かっていく。

「来いっ!アンジェレッタ!!」

『ロミっ…!?』

一瞬ためらった隙を、セディは見逃さなかった。ドリンコートに伝わる名槍で、脇腹を薙ぎ払う。それも二発も。

『彼は…ロミオじゃない!』

わかっているけど、体が声に反応してしまうのだ。

それでも、気を取り直したアンジェレッタは、流れるような連続技で、あっと言う間にセディの体力を3分の1まで削ってしまった。

「うっ…」

足を払われ転倒したセディと、目が合ってしまった。
額から血を流しているにも関わらず…彼はアンジェレッタに微笑みかけた。

「この死合が終わったらさ、僕と友だちになろうよ!(この試合が終わったら、僕とデートしようよ)←アンジェレッタにはこう聞こえている

『え…?ロミオ…』

攻撃の手を止めた瞬間、腹部に強烈な衝撃が走ったが…痛みはあまり感じなかった。

「アンジェレッタは趣味とかあるの?僕は釣りが好きなんだ(アンジェレッタは僕のこと好きかい?僕は君のことが大好きなんだ)

「うん…❤ロミオ…私もよ」

ザンっ!
ドリンコートの槍が唸る。

「ほらほら、反撃しないと負けちゃうよ!アンジェレッタ!(ほらほら!早く逃げないと、捕まえちゃうぞ~アンジェレッタ!)」

「つ…捕まえて❤」

ゴッ!
ズンっ!

「きゃあ❤」

槍で叩かれ、突かれているのに…苦しんでいる様子は全くない。ついに壁際まで追い込まれてしまった。

「お嬢様!後ろは壁ですぞ!なぜ!?なぜ反撃しないのですっ!?」

セコンドのチェルビオが必死に叫ぶが、アンジェレッタの耳には全く入っていない。

「随分動きが鈍くなったね。アンジェレッタ。このラウンドは僕がもらった!(豚みたいに遅いじゃないか。アンジェレッタ。君を…もらうよ!)

「も、貰って…❤もっと…もっとなじって…❤」

ズバッ!

「あぁん❤」

※動画でも分かる通り、前回の「ロミオ争奪戦」の時の姫の悲鳴と比べて、川村万梨阿ボイスでかなり艶っぽくなっております。動画主様の配慮…ありがとうございます!

アンジェレッタの突然の失速、イザベラは今気づいた。これは彼女の想像力が、あまりに強いためだ。

『人は妄想中に声を送られると、その声の姿かたちを無意識に補完してしまうという…。想像力が強すぎる彼女は、ロミオそっくりのセディの声を聞いて、彼のセリフを自分の脳内で都合よく解釈しているのだわ…』

KO!!!

姫。゚(゚´Д`゚)゚。!

第2ラウンドを落としてしまった…。

最終ラウンド 陰謀

アンジェレッタは一本取られたのに、満足気に恍惚とした表情で自陣に引き上げた。そこには、祖母であるイザベラ伯爵夫人が怒りの形相で待ち構えていた。

「アンジェレッタ…」

パァァァん!!!

アンジェレッタが椅子に腰掛けるやいなや、イザベラ伯爵夫人はいきなり彼女の頬を張り倒した。

「まだわからないのですか!?あれはロミオではありません!別人です!想像力が豊か過ぎるのが、あなたの弱点です。セディに話しかけられても無視しなさい!耳を傾けてはなりません!」

「わかりました…お祖母様」

相手はロミオではない。わかっている…わかっているけど、声を聞いてしまうと、どうしても彼を思い出してしまうのだ。

そんなことではこのトーナメントでは生き残れない。セディの言葉に耳を傾けてはならない。
今のビンタで目が冷めた。口の中が鉄の味がする。セディにやられたためではない。お祖母様に殴られたからだ。

「若君。やりましたな…ぎしししし…。次のラウンドも続けて、アンジェレッタさんに話しかけてください…」

ドリンコートとジェファーソンはセディを、ファイナルラウンドへと送り出した。

「アンジェレッタの動きがおかしかったぞ?一体どういうことだ?ジェファーソン?」

「勝てば良いのです」

姿かたちはジェファーソンだが…やり取りをしていても違和感を感じる。アンジェレッタに話しかけろなどと訳の分からないアドバイスをしていたのも気になる。

ファイナルラウンド!
ファイッ!!!

「貴様っ!ジェファーソンではないな!?」

手元にあった杖で、ジェファーソンの胸めがけて鋭い突きを繰り出した。ジェファーソンではないと思われるその男は…すんでのところで身を捩った。が、伯爵の鋭い杖先は凄まじく、男の右肩を貫いた。

「ぶひっ!」

悲鳴とともに、もんどり打って倒れた。

「貴様は…ニューイック!?」

「バレちまったらしょうがねえ。アンジェレッタがロミオというガキにご執心なのを聞いてな。なんでもそのガキと若君の声が同じだそうで。それで、一芝居打たせたら、面白いように引っかかりやがった。何が伯爵家だ、何が名門貴族だ。所詮メスじゃねえか」

「それ以上の侮辱は許さんぞ!ジェファーソンはどこだ!?貴様はなぜここに潜り込んだのだ?」

ジェファーソンは執事だけでなく、体術にも優れている。ニューイック如きに遅れをとるはずはない。

「あいつなら今頃、眠り薬でおねんね中だ。俺の目的はこのトーナメントの優勝賞金100万ポンドよ。若君が優勝したら、ジェファーソンに扮したまま、金をかっさらってやろうと思ったのよ」

「貴様…!」

「あばよ、老いぼれ伯爵」

捨て台詞を吐き、ニューイックは試合会場から去っていった。

こんな卑怯な手を使って勝ったとしても、ドリンコートの恥だ。ドリンコート伯爵は、息を思い切り吸い込み、大声で叫んだ。

「セドリック!アンジェレッタには話しかけるな!無言で戦え!騎士道精神に則って戦うのだ!」

あまりの大きな声に、観客も実況も一瞬声を失った。

「わかりました!おじいさん!」

セディは元気に返事をし、槍を構えた。

「ロミ…じゃなかった。セディ。ここからが本番よ。泣いても笑ってもこれが最後のラウンド…」

「そうだね…じゃあ、行くよ!」

両雄、一進一退の攻防。

「ふっ…どうやら、あちらにも騎士道精神をわきまえている者が居るようですね…。やたらとアンジェレッタに話しかけていたのは、先程立ち去った男の差金だったのでしょう。無骨だけど、なかなか紳士な方のようね…」

「お、奥様…(頬が赤いですぞ)」

第2ラウンドとは打って変わって、アンジェレッタの連携技が光る。通常攻撃で体力を削り、「堕っちろ堕っちろ堕っちろ!」で壁に追い込む。

このままアンジェレッタの勝利が確定するかと思いきや、セディが大技のカウンターを決めた!

「プレイボール!!」

ドリンコートの名槍が姫の足の付根に!!

槍で刺してから、炎を注ぎ込む!

ひ、姫ぇ。゚(゚´Д`゚)゚。

痛そうな技は勘弁してぇ。゚(゚´Д`゚)゚。

更にセディの連打が襲う!

姫がぶっ飛ばされたぁ!

まずい…このままでは、一回戦敗退だ!

「ダイナストブレス!!」

おおお!

勝った!

ぎりぎり!!
超僅差!!

よかったぁ~。゚(゚´Д`゚)゚。

殺気

「勝者、アンジェレッタ・モントバーニ!!」

アンジェレッタは疲労とダメージで、思わずその場にへたり込んでしまった。

『殺気…!?それも2つ!』

アンジェレッタはセディの方を向いたが、介抱を受けており、殺気は感じられない。
この殺気は一体…?1つ目の殺気を放っている方に目を向けると、観客席の方に、真っ黒な僧衣を着た女がいた。

「あの人は…マリア・クッチャラさんでは…?」

おそらく、次の次の対戦相手としてアンジェレッタの様子を伺っていたのであろう。

もう一方の殺気は、探すまでもなかった。

「きぃあああああああああああー!」

ガキィイイイン!!

『この叫び声は、示現流の猿叫!?』

観客席から響く叫び声と乾いた鋭い金属音。観客も武舞台に居る人間も、一瞬凍りついた。

「メ、メロン夫人!ジェーンが!」

顔が2倍の大きさに膨れ上がったニューイックを担いでいたドリンコート付きのメイドが、慌てふためきながらメロン夫人に助けを求めた。

「全く…しようがないわね。得物の『虎徹』まで折ってしまうなんて…って、それニューイックじゃないの!?」

「はい。声をかけたら急に襲いかかって来たので、捕らえました」

「そうですか。ご苦労さまでした。さて…」

怒りに震えるジェーンは、今にも武舞台に飛び降りかねない勢いだ。

「セディ~!何よ!あの…あのあのあの…アマアマアマアマ!!あ…」

ジェーンはその場に崩れ落ちた。
メロン夫人が背後に回り込み、彼女首筋に手刀を叩き込んだのだ。

「手荒な真似をしましたが、こうでもしないとジェーンを抑えることはできません。だれか、彼女を控室に連れて行ってあげなさい。」

Bブロックの第1試合の白熱ぶり、そして、戦いの後両陣営が互いの健闘を称え合う姿に、大きな拍手が送られた。

「まず、お詫びしなければならない。彼女の心を撹乱させるような手段を用いてしまい…大変申し訳なかった」

ドリンコート伯爵は、アンジェレッタとイザベラ伯爵夫人に詫びを入れた。

「いいえ。戦いとは勝つことがすべて。心の弱さにつけこむのもまた戦術です。お陰で、アンジェレッタも、また一回り大きくなれましたわ」

『珍しいわね…お祖母様が初対面の殿方に、満面の笑みで受け答えするなんて』

「アンジェレッタ、おめでとう!」

「ありがとう。セディ」

セディは右手をアンジェレッタに差し伸べ、健闘を称えた。

「このトーナメントが終わったら、ドリンコートのお屋敷においでよ!一緒に釣りをしようって言ったのは本当だよ」

「本当に!?わぁ、とっても嬉しいわ!セディ、ありが…」

アンジェレッタがお礼を言い終わる前に、イザベラ伯爵夫人が遮ってしまった。

「ぜひ、お邪魔させていただきますわ!さぞかしお美しいお屋敷なのでしょう…!」

「いつでも大歓迎ですぞ!ぜひ、お招きさせてください。それにしても…大変美しいですなぁ」

「ええ。私の自慢の孫娘なのです。しばらく離れ離れでしたから、余計に可愛くって…」

「いや、お孫さんもですが…あなたが」

「え…?」

「いや、はははっ!お孫さんのトーナメントでの活躍、応援しておりますぞ!」

セディ、ドリンコート伯爵は武舞台を後にした。

氷の伯爵夫人と言われた私が…まるで小娘のようにときめいてしまうなんて…!

『モントバーニ家の家業は、アンジェレッタに丸投げして、わたくしはドリンコートで第二の人生を送るのも良いかもしれないわ。「イザベラ・エロル」か…語呂はイマイチだけど』

イザベラ伯爵夫人も孫娘に負けず、妄想癖があった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました