漫画ウィザードリィ外伝ギルの迷宮 レビュー② 

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レビューをゆっくり書いていきます。
ゆっくりというのは、超不定期で更新頻度が下がるのではなく、数ページずつ牛歩の歩みでストーリーを追っていきたいということです。私のTwitterアカウントは、フォロワーが少ないにも関わらず、漫画ウィザードリィ外伝の反響をいただきとても嬉しく思っております。

石垣環御大の作品について、まさかここまで好きになりレビューまで書こうとは、中学時代には思いもよらない事でした。

さて。

すでにロストした先輩方がいらっしゃった!?

自己紹介を終えた4名。
ルーとショウは戦争中にいきなり迷宮に転送されて、右も左も分かりません。
すでに転送されている先輩である忍者サンザと司教(ビショップ)のシェーラさんに、現状を確認。

ギルの迷宮という場所で、「この迷宮には出口がない」とのこと。この迷宮は閉鎖空間にあり、ギルを斃さない限り出ることはできない…。シェーラさんによると、ルーとショウが来る前は、腕利きの戦士と魔法使いがいたようです。

しかし、すでにロスト…。

「ロストしてはね…」

なにかの誤植かもしれません。今回も幸運なことに初版でした。

これは衝撃です。

死んでも蘇ることが可能な世界な故に、完全に自分の存在が「消失してしまう」ロストは怖いでしょうね。現実世界は死=ロストですけど。死んでも蘇ることが可能…となると、戦争で殺し合っても、指揮官クラス以上の人間や腕利きの兵士であれば、蘇らせてまた前線へと叩き込まれそうですね^^;死んでも死にきれないとはこのこと。。。戦争で蘇生術を使われては、終戦は遠くなり、ホウライ国とリルガミン国の間で、戦火が途絶えることはないでしょう。

脇道にそれました。

人類を転送させてきた張本人神竜「ル・ケブレス」も、考えたのでしょう。

今回のパーティーは、侍、ロード、忍者、ビショップです。
全員上級職。

遊び慣れたWizardryゲームプレイヤーたちは、6人パーティーなんて組まない。5人未満の縛りプレイを楽しみたいんだ。ル・ケブレスの趣向が感じられるエリート職で固められたパーティー編成。

上級職は一般職よりも成長が遅い。経験値を6等分してしまったらサクサクレベルが上がらない。
ロード、侍、忍者は前衛で強力な戦士となり、ロードは僧侶系呪文を侍は魔法使い系呪文を使いこなせる。忍者はクリティカルヒットなどの特殊攻撃の他、盗賊スキルである宝箱の罠の解除も可能。

ビショップは僧侶系、魔法使い系の両方習得でき、なおかつ不確定アイテムの鑑定もできる。アイテムをすぐに鑑定して、強力な武具をパーティーに提供することが可能です。戦力アップには欠かせないのが、盗賊スキルと司教スキルです。

このパーティー編成…まさに、Wizardryを数回クリアしたことのある、ゲームにこなれたプレイヤーが敷く布陣ですな。しかも、転送されたキャラたち自身相当な腕利きです。ル・ケブレスがこのパーティーでギル打倒を目指します。

謎に包まれているル・ケブレスとローブの男

この龍はル・ケブレス。
フード付きのローブを纏った男の正体は不明です。

この二人の目的は、世界を守り均衡を保つことなのか?異形の者たちに負けない強い人類を作ることか?

このページを見てすぐに思い出したんですよ。
正伝でのお話を。

人類を進化させるために、人と人を争わせるのではなく異形の者の達、つまりモンスター共と戦わせていました。元ヴァンパイアロードのアルカード様がブチギレておりましたね。外伝は正伝の1000年以上前の話だから、ずっとやっていたんだね。

ローブの男はトレボーやワードナを生み出した神かもしれませんね。
そんな雰囲気です。

ル・ケブレスとローブの男は何度か死に絶えたことがあるそうです。
人間たちに斃されてしまった事があり、復活までに膨大な時間がかかったと…。

時代によっては、邪竜扱いされて退治されてしまったとか?
人間たちを進化させようと、無茶苦茶なダンジョンを作り出して、自分が最下層に鎮座ましましていたとか?

Wizardryシリーズ3の「リルガミンの遺産」に登場したのが、ル・ケブレス。ル・ケブレスとは戦っても勝てない仕様でした。世界の平衡を保とうとする守護者だったはずです。

平衡を保つために戦争をさせたこともあるのでしょう。

それにしても、ル・ケブレスが選んだ猛者でさえ、ロストまで追い込まれてしまったこの迷宮。なかなかの迷宮ですぞ…。4人パーティーで大丈夫なのかと不安になるほどです。生きの良いショウとルーが加入して、戦力アップ…となるはずが、二人は未だにいがみ合ってばかり。

サンザもシェーラも呆れ果てています。

うーん…私にはいちゃついているようにしか見えんがね!!

どうせ二人共恋愛しちゃうんだろ?

最後は結婚しちゃうんだろ!?

ベタっぽいかもしれませんが、正伝とは違った「愛の形」です。正伝では…

  • ヒーローであるリョウにぞっこんの僧侶ミリア。
  • 体のだけの関係と割り切っていたようにも見えるカルラとエリス。
  • 平和で子だくさんな家庭を築きそうなサコンとシルヴィア姉さん。
  • 最終回でいきなり婚約者っぽい彼女を連れてきたトンビ。

こうしてみると…正伝はかなりカップルが多いですね!最後の最後でカップルがポンポンでてきました。

モルグよ…(^_^;)

モルグはああ見えて結構遊んでそうだしな…。悪の道からプリーステスを救い出して、そのまま結婚してそう。

最後は正伝の話になってしまいました^^;

おや…?

ものすごく臭そうなのが。。。

いよいよ戦闘ですなっ!

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