ショウ、ルーらの自己紹介を終えたものの、仇敵同士のわだかまりは取れないまま、迷宮から脱出するために、そして魔道士ギルを倒すために出発しました。
出てきたのがゾンビ。
モンスターとの初めての戦い
いくら戦慣れしたルーとショウですが、人外の化け物との戦いは不慣れです。特にルーは未経験のようですね。動きが完全に止まってしまいました。サンザやシェーラは慣れたものです。
ルーは攻撃を受けてしまい麻痺状態に。
シェーラはマハリトでゾンビを撃退。パッと呪文を出せるところ、敵の強弱により使用する呪文を選択できる判断力。相当な場数を踏んでおりますね。
モンスターを撃退。
ギルの目的は、古き者共を復活させることのようです。
「古き者共を復活させること」が最終目標であるとしたら、その後のことはあまり考えていないのかな?
その点、1000年以上先に現れるワードナと比べると、かなりスケールが劣る感じです。
ワードナは大きな目標を達成するために、サラッと古き者共を復活させましたからね^^;しかも、ヴァンパイアロードを屈服させているし^^;
この時点では、ギルがそれほど大物とは感じません。これから真の目的があらわになるか、ギルが単なる操り人形なのかがわかるはず。
非常に危険な迷宮と判断したのでしょう。ショウとルーはひとまず休戦することになりました。
ショウ「ひとまず休戦だ」
ルー「休戦?臆したか?」
ショウ「この迷宮を抜け出すまでの話だ」
ルー「あんたよりここに現れる怪物の方が強そうですものね」
姫将軍ルーは減らず口を叩きながらも受け入れてくれたご様子。
この二人がギクシャクしたままでは、ギル打倒どころかその辺のモンスターにやられてしまいます。石垣環御大の漫画ウィザードリィを見ていると、迷宮ではチームワークが大事だと思わせてくれる描写がふんだんにあるので、緊張感があります。
サンザとシェーラは二人の反応に振り回されっぱなし。
ここはショウが大人になるしかありません。姫将軍の方が彼より年下のように見えますからな。
ショウの大人な態度にキュンまではいかないけれど、好感度は抱いたような視線。
「侍大将たるものが女の言葉にいちいち腹を立ててもな」
と、ショウが言っている傍からサンザが茶化すので、あんた達本当にこの二人の喧嘩を収めたいんスカ?ちょっと楽しんでんじゃないすか^^;?
鈍感と書いて「バカ」と呼ぶ。
鈍感女、鈍感男と言われるよりも「バカ」と呼ばれる方が、全然ダメージが軽いっすね。
とにかく、姫将軍と揉めている場合ではありません。
これほどまでに禍々しい邪気を放つ根源を断つべきであり、伝説の魔除けを持っているといるという者が転生されるの待って、ギルを倒しに行くのでは遅すぎる。その通りです。そもそも来るか来ないかもわかりませんからね。
いよいよ本腰で打倒ギルへと向かうパーティー。そこへやってきたのが、ガーゴイルの集団。ルーたちにとって初見です。下級悪魔でも、呪文が効きづらくて力は強い。
もともとサンザやシェーラが手こずるような相手ではありません。ルーとショウの息が全く合っていないため、少々手間取りました。
戦闘中なのに口論する二人。
「可愛げのねー女だな!ほんと!」
「トーヘンボク!」
戦闘終了後も…。
まだまだガキなんだ。
ぎゃあぎゃあぎゃあ。ここまでくるといちゃついているようにしか見えないんですけど^^!
サンザは年の功もあり、職業的にも感情的になりにくそうですから、彼らのなだめ役にはぴったり。シェーラさんは今はまだこの二人に対して、強く仲裁してはいませんけど、近々落ちると思いますよ…雷が。
シェーラさんが優秀なのは、職業が司教(ビショップ)であることからも伺えますね。
一段落したところへ、ローブを纏った謎の男が現れました…。
こいつは…もしかして、ル’ケブレスと一緒に居た人なのか?
短いけど、切りが良いのでこのへんで^^;
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