漫画ウィザードリィ ロキを越えて…アルカード様の任務とは?

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レイバーロードと思われていた男が、なんとロキ!

ロキは、3年前、サコン、シルヴィアたちを逃すために、モンスターの大群に単騎乗り込み、散華されたと思われていました。

ワードナ軍が熟練の冒険者の遺体を操り人形にする手段は、すでにジャド戦で体験しております。

ロキとの戦い

リリスを吸収し霊的なものとコンタクトできる能力を得たエリスは、ロキの心の叫びをとらえました。

画像出典:ウイザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

画像出典:ウイザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

エリスを通じて、カルラやリョウにもロキの声が届きました。
カルラはロキの意志を尊重し成仏させるべく、一騎打ちに挑みます。

画像出典:ウイザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

向かい合い、お互いに太刀を振り下ろすと両者の間に激しい衝撃波が。
相打ちかと思われる描写でしたが、首を斬り落とされたのはロキの方でした。

勝負の決着こそついたものの、これでは安心できません。再再利用するのが、死者をも操るワードナ軍の恐ろしさ。

カルラはロキの体が二度と操り人形にされないよう、恐らくハリトの呪文で遺体を火葬。

画像出典:ウイザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

「ロキ―あんたこそ本当の意味で…俺の父親だったよ」

辛い…。
カルラの母さんは淫売だと、エルフの里では罵られ、カルラは里の男を数人斬り殺し、トレボー城下へとやってきました。

もし、あのままゴリマッチョのモブ戦士の居るパーティーに加わっていたら、ロキとパーティーを組めなかったかもしれません。迷宮に入ったとしても、全滅してそうだったし…。

闘い方や迷宮での生き残り方、時にはカルラの命を救い、里も親も捨てた天涯孤独の彼にとっては父親のような存在と言っても良いかもしれませんね。

ロキ自身もカルラの技量だけでなく、人間性にも惚れていたと思います。
オフの時には一緒に食事をしたり、昔話や領主時代の話とかもしていたんだろうな。迷宮での戦いが終わり、ロキが再び領主になったら、カルラを養子として引き取っていそうです。

ロキとの戦いを見ていると、漫画ウィザードリィの肉弾戦が変化してきましたね。剣で直接敵を切り倒していたのが、新パーティーになってきたら「剣圧」での戦いが勝負を決するようになってきました。

画像出典:ウイザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

ロキの剣圧一つで、パーティー全員にダメージが入っていました。

ミリアがトンビをかばっているのか、トンビがちゃっかりミリアに抱きついているのか…?絵を見る限り後者っぽいです。

アルカード様の任務

ロキとの戦いを終えたパーティーは、城下町へ戻るのではなくそのまま進軍。悲しみに暮れる度に城へ戻っている場合ではない!きっついなあ…。メンタルが相当やられそう…。

エリスはアルカードがいないことに気づきました。

これは…別にエリスのテレパシー的なものではなく、普通にいないことに気づいただけです^^;他のメンバーもアルカード様が消えたことに気づいてやれよ^^;

アルカード様はかつての部下と接触をしておりました。

画像出典:ウイザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

主ワードナへの募る不信。フラックとレイバーロードが一緒に現れただけで、「ワードナ様…」と疑っていましたからね。もう主などとは思っていなのかもしれません。過去、ワードナと取引でもしたのでしょうか。「外の世界に出してやるから、わしに従え」と。

迷宮の中でしか生きられない…ってのは辛いよな。10年以上前、反トレボー連合軍を全滅させた時は、外にいらしていましたが、あの時は期間限定だったのでしょうね。

外の世界に出てから、吸血鬼族たちが何をしたいのかわかりません。ただ、それ以外にも、ワードナの謎、眷属である吸血鬼族のために何かを模索している様子が伺えました。

ヴァンパイアロードやヴァンパイアは「不死族」というカテゴリーですが、他のアンデット共とはちょっと違う雰囲気ですよね。知性も高く、主従関係もはっきりしているし。同じ吸血鬼の部下からはとても慕われていそうです。反トレボー連合軍との戦いでも、部下がディスペルでやられている時に苦い顔をされていました。部下思いの優しいヴァンパイアロード様。イケメンだし、吸血鬼女子の部下にはめちゃくちゃモテていると思います。

ヴァンパイアグループは割りとアットホームなのかもしれません。鬼滅の刃に登場した下弦の鬼「累」みたいに家族を作っていそうです。彼のように歪んだ家族感ではなく、割りと人間に近いようなものを築いていそう^^

それと、魔界のトップクラスであるマイルフィックがなぜワードナに従っているのかもわかりませんね。損得なしに純粋にワードナを助ける義理もなさそうですし、人になってからもマイルフィックへの監視は怠っていなかったのですね。珍しく抜かりはなさそうだけど、マイルフィックの監視に女の子ヴァンパイアではちょっと荷が重すぎる気もします。

画像出典:ウイザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

そう…「ヴァンパイアだって生きている」んです!

生きているのか死んでいるのか…よくわからないけど、アルカード様のキャラが引き立ててられて、ますます好きになってしまう!

背後から誰かの白刃が…?見覚えのある鎧…。

画像出典:ウイザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

うおおおお!!!

生きてた!

ロキの特攻が報われたっ!!!

嬉しい。゚(゚´Д`゚)゚。

強キャラ3人に絡まれては、さしものアルカード様でもひとたまりもありません。
ここは大人しく話し合いをするしかありません。

あの時、モルグの死体を担いで城下町へ戻ったのですね。
ハマンの連発でレベルがさがっちゃったのか…。それでもレベル13はあるでしょうから、腕利きの魔法使いですよ!シルヴィア姐さん!

やっぱり素敵です!シルヴィア姐さん!

サコンは髪の毛を切ってより、イケオジ度が増している!

戦線復帰して欲しい…。

画像出典:ウィザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

人間に融合したため、その人間の能力に制限されるそうです。だから、マダルトが精一杯なのかな?ただし、マダルトが使えるビショップも相当な高レベルです。確かに、以前は吸血鬼でディスペルされる側だったのに、今ではディスペルが使える能力者になっているわけですから…お笑い草というのもわかります。この体だからこそ、シャバに出ることができるのですね。この術は大変高度でヴァンパイアロードクラスでないと使えないのでしょう、先程の吸血鬼女子は恐らく不可能。人間界で暮らしたければ、迷宮にやってくる人間と融合してしまえばいいですし。

画像出典:ウィザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

古参メンバーといったい何を話したのか?アルカードの言ったことが半信半疑なのでしょう。

このコマだけだと、エリスだけが古参メンバーと再会したように見えますね。リョウやミリアとは再会していないのでしょう。エリスには「私達が生きていることを、リョウたちにはふせておいてほしい」とか言ったのかな?

とにかく続きが気になる!

アルカードの存在感が増し、古参メンバーが生きていたことが嬉しい。

面白い。本当に面白い。復刊してくれないかな~。

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