アルカードガールズたちは、ワードナに呪文をかけられ、苦しみにのたうち回っておりました…。
てっきりマニフォと思っておりましたが、フォローしているソルバルウさんがマモーリスの線だろうとのことで、よくよく見てみると右端の娘が泣いているようなので、マモーリスが正しいですね。いつもおもしろい見解をありがとうございます!
ワードナクラスのマモーリスとなると、とてつもない恐怖でしょうね。なにせ不死族を怯えさせる程です。一輝兄さんの鳳凰幻魔拳、タフ外伝の灘一族が使える幻魔拳に匹敵すると思います。
ガールズたちを懲らしめた後、ワードナはマイルフィックを呼び出します。ヴァンパイガールはマモーリスでフラフラになりながらも、ワードナが何をしているのか見届けていますね。なんとかアルカード様にご報告を…と思っているに違いありません。健気です。ヴァンパイア系は規律も正しく、人間系の敵キャラよりも統率が取れていて組織的な感じがします。
リョウと古参メンバーとの回想シーン
なぜ迷宮に来たのか?を語ってくれる熱いシーンです。
確かに、コンラッド翁の遺言で迷宮に来たものの、リョウ本人は「気乗りはしなかった」とのこと。漫画の初めでは、全力でトレボー城塞を目指していたので、割りとモチベーションは高いのではと思っていました。迷宮でどうこうすることよりも、「じいちゃんの遺言を果たす」ことが目的だったのですね。
そして、やや薄着のシルヴィア姐さんが登場!
シルヴィア姐さんの夏服、素敵です。彼女が迷宮にやって来た理由は、ハーフエルフで村にいてもバカにされるだけだから、みんなを見返してやるために迷宮へ。こんな美人で明るい女性なのに、いじめたりするんか・・・。
シルヴィア姐さんはいつも明るいけれども、暗い過去を背負っていたんですね。ハーフエルフだけれど、カルラがいたエルフの里よりも過ごしやすい場所だったのかなと思っていましたが、やはり辛い場所だったのですね。
そう考えると、ハーフエルフやハーフドワーフなどの混血児たちにとって、差別や偏見がなく気兼ねなく過ごせるトレボー城塞は過ごしやすい街ではありますね。冒険者になってGPを稼いで、一軒家でも建てたら人生安泰です。
サコンは強くなるために。
ワードナを斃して魔除けを手に入れても、ワードナが消えないのは、どう考えても納得できません。何度でも蘇る。死んでいった仲間はなんなんだと…。この心情、ゲームをプレイしていても思いました。
「クリア後にも何かイベントが…」
「まだ成し遂げていないことが最下層にあるのでは?」
などと思いつつ、ひたすらアイテム狩り。レベルアップを楽しんでいましたが、もしかしてそんな感覚もあるのかも^^;
マイルフィック&グレーターデーモンとのリベンジ戦
ミリアはすぐにリョウのことを心配してくれますね。
眠っていただけなのに。
結界を解いて、さあ出撃と思ったら、アルカードが悪魔系の気配を察知!
能力が高かったヴァンパイアロードの頃でさえ、マイルフィックたち悪魔族には怯えていた彼です。人間となったビショップアルカードにとって、どれだけ恐ろしいことか…。
「エリス!!あれ!」
「あれ?」
どれ^^;?
早く!
カルラかリョウの背後に隠れて。゚(゚´Д`゚)!
ついに…マイルフィックとグレーターデーモンの集団がやってきた。
見開きページを使ってプレッシャーをかけていくぅ!
何故かカルラがボッ立ち。余裕…なのか?
いや…自然体、無の形なんだ。
いきなりグレーターデーモンがマダルトぶっ放してきましたが、そこは熟練のパーティーであり、一度戦った相手です。リョウがみんなを散開させてダメージを最小限に抑えます。
マイルフィックが詠唱に入りました。間違いなくティルトウェイトでしょう。ゲームのようなソフトタッチからのレベル3ドレインなんて使ってきません。奴らもこのパーティーの強さをよく知っているのでしょう。
先手をとられた方が負け。そんなヒリヒリとした感覚を、悪魔共も味わっているのです。
アルカード様がエリスにとんでもないことをお願いしました!
「ハマンを唱えてくれ!」と。
ハマンは願い事を1つ叶えてくれます。魔物をテレポートさせたり、魔物の呪文を封じたりできますが、1レベル失ってしまうという禁忌の呪文。
「そんな…あなたが!」
そりゃそうだ^^;
あんたがやりなさい!
お強いんでしょ?
いつも冷静なエリスが驚いております。
フラックや悪魔系の敵との遭遇も驚きますが、アルカード様の無茶振りにはもっと驚いています。
「私はハマンを使えぬのだ!!」
な…にぃ?
まさかの未習得。
元ヴァンパイアロードでも、元の人間の強さに左右されるから、この体では無理なのか。不死系のままでは仮に習得していたとしても、生身の体ではないのでそもそも唱えられないでしょうね。
そっか…。分かったよ…。
ビショップアルカード様の呪文レベルは魔法使い、僧侶ともに5レベルくらいかもしれません。レベルが20、21くらいでしょうね。21に達したけれども、たまたまハマンを覚えていないだけとか。レベル20のビショップは、呪文を完全に習得していませんが、手練であることに間違いありません。
呪文無効化能力が高い悪魔系には、あまりに無力。ビショップや僧侶は辛いですね。僧侶は回復役に徹し、ビショップならディルトなどで相手のACを上げることができます。
頼みは前衛。
カルラ、リョウはグレーターデーモンを切り刻んで行きますが、胴体から真っ二つになったグレーターデーモンがまだ生きています。
しぶといなあ。悪魔は真っ二つになっても動けるのか…。超厄介です。
ティルトウェイトの溜めがどんどん溜まっていく!
エリスはハマンを唱えて良いのか迷いますが、意識の中のリリスは「アルカードを信じてハマンを唱えろ」と言います。
ハマンで呪文を無効化したのでしょう。
汚え花火だ!
カルラ、トンビはグレーターデーモンに止め。
リョウはマイルフィックを剣圧で粉砕。
リョウのパーティー、とてつもなく強いですね。リョウとカルラについては、ロキやサコンを完全に超えたと言っていいほどの強さです。マイルフィックに剣圧さえ届けば、あっという間に決着がついていたかもしれません。
ただ、肉壁のグレーターデーモンがしぶとく手強かったため、アルカードの判断は正しかったと思います。
「本来の姿に戻るために!」
エリスが、ハマンを唱えるか躊躇している時にこのようなシーンがありました。
ハマンを唱えると副次的な恩恵?として、エリスとリリスの完全同化につながるのか?はたまた、ここで命を落としてしまっては同化するのは永遠に無理。死ぬんじゃない!ということなのか。
第3巻でこの伏線の多さよ!
楽しいです^^
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