漫画ウィザードリィ外伝 復讐鬼の城編 レビュー⑧ 錯綜

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ちょっと間が空いてしまいました。

「捕虜のくせに生意気だ」
「気位の高いお姫様だぜ」

コウエン軍のイケメンモブ達たち、気圧されながらも、ルーの顔を見るのを結構楽しみにしてそうで微笑ましいですねw

囚われの身であるけれども、そこそこ自由に動けているようですね。まるでビスケット・オリバ状態です。コウエンとモブ侍数人であれば、マリクト一発で屠れそうです。あえてそれをしないというのは、ルーも何か考えがあってのことでしょう。

ケイヒ…造反か?

ルーの部屋にやってきたのは、なんとケイヒ!

そして、いつの間にか解き放たれている!

どちゃあぁ…。

見張り番の戦士が殺されている…。こいつは確か…「100年の恋も醒める食いっぷり」と言っていた人だったと思います。

大事なルーファンがまた1人減っちゃったじゃないか!

こいつ、ルーのために割りと便宜を図っていたのかもしれないのに。

ケイヒ、何してくれてんだっ!

ケイヒ曰く「これしきのことで排斥はされぬ」とのこと。
人の命が物凄く軽いんですよね、コウエン軍^^;ケイヒは女を人質にとって、物事を優位に進めていこうとするコウエンのやり方が気に食わないようです。

このときは、お互い全く知らないけれど、ケイヒにとってルーは義理の姉になる人ですし、ルーも恋人の妹を邪険にしなくて本当に良かったわい。気が合うかどうかはわかりませんが、お互い衝突するような相性ではなさそうです。

平和な世の中になれば、良い義理姉妹になれたはず。
年末年始に集まって談笑している姿が目に浮かぶ。。。

鳳龍百撃斬

場面変わって、ショウ一行。
レッサーデーモンの集団と交戦中。フィル、キャンらはマハリトを喰らって尻もちついていました。これはまずい。レッサーデーモンは数で押してくる上に、呪文無効化能力を持っていますからね。ゲームでもターン数をかけて戦っていると、ジリジリと追い込まれます。

『ギルとの戦闘まで温存はしておけない』

温存してたら、味方が死んでしまう。MPくらい出し惜しみするな!
なんて、言えません!ショウが言っているのは、呪文ではなく、鳳龍の奥義です。奥義はMPやHPではなく、ライフポイントを削るような凄まじい消費です。一発打つだけで、その日は寝たきりになるような技もあります。

ショウの取った行動は!?

鳳龍…百撃斬!!!

決まったあ!レッサーデーモンたちの四肢を切断!これなら、キャンやフィルでも止めを刺すことが可能です。

鳳龍の技で低燃費、コスパの良い技と言ったら、ケイヒの子分であったシンが使った「鳳龍千手斬」でした。敵に無数の傷を与え、出血多量でじわじわと死に追い込んでいくいやらしい技です。この技には、サンザ、テツ、リィナが死の一歩手前まで追い込まれましたからね(;_;)。

単純に千と百との違いで、百撃斬はより低燃費っぽい技ですね。
シンですら千手斬を乱発していたくらいですから、ショウが百撃斬を多用しても、ギルとの戦いにはそれほど影響はでなさそうですね。っていうか、普通の剣圧を使いまくれば、レッサーデーモンごとき簡単に倒せそうなんですが^^;

キャンたちが動けなくなったレッサーデーモンに止めを刺して回る。
ふぅ~…。これで一難は去りました。

加齢による…動きの衰え

サンザたちも迷宮の深部を目指しております。ヘルマスターとヘルハウンドを蹴散らしたものの、奥へ行けば強敵が登場するのは当然。黒い馬に乗った騎士がサンザと戦闘中です。

サンザの様子がおかしい。

いつもであれば、一撃で敵を仕留めているところでしたが、空を切ることが目立つようになりました。ダークライダーに回り込まれそうになった際、シェーラさんがマカニトで援護。事なきを得ましたが、サンザは意気消沈。

スランプどころではない。

年不相応な攻撃方法を取ってしまうのです。
本来であれば、加齢とともに戦闘スタイルが徐々に変化していくため、急激な変化を感じにくいものですが、サンザの場合は鳳凰の塔で奥義を使用したため、急に老化してしまいました。
戦闘スタイルは若い頃のまま。体がついていけないのは当然です。

悪魔幹部と忍者幹部

ライカーガスさん、ヘルマスターやレッサーデーモンの失態に随分苛ついているようです。
自分は戦わずに、中堅クラスを最前線に押出し、戦果がないと別の腕利きの元へ行って愚痴をこぼす。

ライカーガスさんが、昔の戦隊モノにでてきた悪の組織の幹部みたいになっちゃっていますけど、こんな扱いで良かった…んでしょうね^^;小物感がどんどん増していきます。

名乗り出たのは、上級悪魔か?

漫画を読んでいるときは思い出せませんでしたが、思い出した!デルフです!石化を得意とするモンスターで、デルフズミニオンという石化した戦士を引き連れていましたね!『リルガミンの遺産』に登場したボスキャラだったと記憶しています。

デルフ「レッサーやヘルマスターごときとは違いますぞ。私めは」

お約束な結末が待っていそうだけど、こういうノリが良いんだ。

そして、コウエン軍の幹部と言ってよいでしょう。ザン・デンが動き出しました。
彼の本来の任務はコウエンの警固。持ち場を離れて迷宮へ行こうとするところを、モブ兵士たちが止めに入りましたが、八つ裂きにされてしまいました。

仕方ないですね…。
今回のコウエン軍のモブ兵士たちは本当に気の毒だ。味方に殺されるって、敵に殺されるよりもいたたまれないですよね。

170年前の決着をつけたいザン・デン。

ふうん・・・ロートルの恨みは恐ろしいねぇ。
この世界の人間でも170年も生きられませんから、こいつもしばらく死んでいて、コウエンに復活してもらったのでしょう。

忍者部隊を引き連れて迷宮1層で待機か。
随分な数ですね。精鋭揃いのレベル8忍者以上の連中でしょうね。

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