デルフを文字通り粉砕したショウ達御一行様。
ショウの鳳龍奥義「糸縛波」で高位悪魔のデルフを操り人形扱い。悪魔の心と体を完全に砕いた凄まじい奥義でした。
奥義に加えて、ショウの無尽蔵なライフポイント、大した疲労もなく剣圧が放てる。魔法使い呪文最強呪文も唱えられる。回復呪文が使えないこと以外は、全く穴がありません。
援軍
国境付近にカメラが移りました。
エンカイ隊長率いる１００名の部隊がイズモ市中を目指しておりました。
復讐鬼編の序盤で言っていた国境付近に出払っている旗本たちでしょう！心強い援軍。ただ、人数が非常に少ない。隊長のエンカイによると、イズモの年寄連中はショウを信用していない様子。
エンカイはすでに四方に散っている友人たちの部隊にも市中に集結するよう使いを出しておりました。異形のものたちと野外での白兵戦であれば、衆を頼んだ戦い方で良いでしょうが、地下迷宮の限られたスペースにおいては、大集団よりも、小規模な隊の連携と個の強さが求められます。迷宮での戦いとなった場合、旗本たちがどれだけ活躍できるのか？
野外か迷宮かで旗本たちの活躍の度合いが違ってきます。
ただ…イズモの市中到着までにあと４日…。それまでに、今回の戦にケリが付いてしまうような気もします。
それにしても、石垣環御大が描くキャラって本当によく描きこまれていますね！モブの鎧もガッツリ描き込まれているし、何よりホウライ国の人たちが着用している着物が格好良い。ロシア人が被りそうなふわふわの帽子、暖かそうな耳あてを着用しているモブもいる。
決して敵が弱い訳では無い。サンザを除いてみんなが成長したんだ
お次はサンザたちの奮闘ぶりを。
人型の敵と格闘中ですが、人ではありません。腕を斬り飛ばされても出血はせずに黒い霧のようなものが出ていました。ウィザードリィゲームのリルガミンの遺産で云うところのどの敵にあたるのかな？ダークライダーかワイトか…？アンデットっぽいですよね。
シェーラさんの攻撃呪文。
リィナの癒しの杖による回復。
そして、前衛であるサンザ、テツの息のあったコンビネーション！テツのレベルも相当上がっていると思います。彼は侍になれないタイプとは言え、体力、順応性、戦士としての成長の速さはすでに証明されています。鳳凰装備により、一段と強くなっていますからね。ヘルマスターほどの敵ではないとしても、決してザコ敵ではない。
そして、よく見ると前衛はこの２人だけではない！
シェーラさんが粉砕のメイスを駆使して敵を粉砕している！
サンザのサポート役だけでなく、白兵戦もこなすオールマイティーぶり。司教は武器こそ僧侶と同じようなものを装備できますが、防具は「豪華な革鎧」程度が限界。それなのに、前衛で体を張るシェーラさん、魅力的です。
敵が弱くて安心しているサンザ。
相当な疲労が溜まっている様子。
外伝１の頃と比べてかなり老け込んでいますからな…。
サンザの背中がなぁ…老いを感じる。
思い出すなぁ…２０代の頃、ひさびさに実家に戻った時、父親の後ろ姿が昔と違っていて老けたんだなぁ…と思った。私も子供達のそのうちそう見られる時が来るのでしょう。避けられない。
しかし、サンザは急に老け込んでしまったので話は別。若さのアンクを１ダース半ほど使わせてやりたい。
戦況は旧コウリュウ軍にとって有利
旧コウリュウ軍の女性陣。
どうやら、襲撃部隊は食料庫の奪取に成功したようですね。
女性たちは食料庫で、食料の分配作業でもしていたのでしょう。兵糧を奪ったのはでかい！
明らかに戦局はショウ達の方に有利になってきていますね。
これまでの戦果を見ると、
- 5,000人のコウエン兵を塵芥に
- ヘルマスター、レッサーデーモン中堅クラスの悪魔を退治
- デルフを撃破
- コウエン軍城内ではケイヒの裏切り。コウエン軍の多くの手練達をあの世へ送った
- ルーがケイヒの手引により脱獄
- 食料庫奪取
- 旗本たちの多くがイズモ市中に集結中であること
敵方の侮りがたい戦力として残っているのは、ギル、サンザとの因縁のある忍者ザン、ライカーガス、このあとに登場するであろう悪魔系の異形のもの達でしょうね。
悪魔系が数体来ただけで、戦局が変わってしまうおそれがあるので、まずはコウエンの反乱を鎮圧してから、集中して一致団結して当たらないと勝てません。となると、やはりキーマンはショウ。ショウさえ元気であれば、悪魔の集団にもはっきり言って完勝できます。これにケイヒが加われば、対悪魔戦ではかなり有利になりますね。
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