石化した戦士たちが、ショウ達を襲うっ!
キャンの背後から斬りかかる石化戦士!危うく斬られるところでしたが、すんでのところで躱しました。ショウが一撃を放って戦士の右腕を粉砕。
ここで、
「は速い!」
と、驚いているのは、石化戦士に対してでなくショウの素早さに驚いているんですよね?ちょっと読解力が乏しくてすみません。ショウのあれだけ圧倒的なパワーを見せつけられてきたのに、今更彼のスピードに驚くのはどうしてかな?と思ったもので^^;
不意打ちをくらいそうになり詫びるキャンでしたが、石像の攻撃は彼にとっては想定外。未知との遭遇です。ただこの異形のものについては、ショウは把握していたようです。
東方のイズモ国の書庫。
そこには史書意外にも大量の異形のものに関する資料が蔵書されていました。さすが司教のシェーラさん。太平の時代に転生されてからも蔵書を漁り、古代の書にも目を通されておりました。史書や異形のものの資料だけでなく、呪文の書も読まれていたはず。必要に迫られて読書したというか、シェーラさんは研究そのものが好きなんじゃないかなと思っています。
味方にいると大変頼もしい学者タイプのキャラ。
本の虫ではなく、実際強いですからね。彼女は。ますます好きになる…。
高位悪魔のデルフ様のお出ましだ!
さて、書庫にあったのは悪魔系や天使系に関する資料。
「陶魔(デルフ)」という者がいると。
陶器のような悪魔です。
デルフにやられてしまうと、石化させられてしまうというなんとも恐ろしい相手です。
キャンやフィルなどは相当恐れをなしていたはずですが、ショウがいるというだけで、あまり危機感を感じることができないんだ…一読者として。
石化した戦士たちが次々と襲いかかり、高位の悪魔「陶魔(デルフ)」とやらも石化攻撃を繰り出すのだろうけど…。
そこっ!
このとおりだ!
剣圧一撃で石像共を粉砕!
つ、強い…。
「なるほど」
「しかしここまでだ」
お前がな^^;
こんな相手と闘うのですよ…デルフ様…。木偶人形を100体呼んできても勝てっこないっすよ。場所が違うとは言え、ショウは5000人の兵隊をあっという間に吹き飛ばしてしまう全身核兵器です。
デルフの勝ち目がほぼ無い気がする!
勝ち目云々でなく、デルフの身を案じてしまう!
もっというと、デルフの上司のライカーガス取締役(平取)の安否が気遣われます!
デルフはドジっ子ヒロイン…
とりあえず石化戦士達をかき集めて、ショウたち四人を取り囲むところまでは来た!
デルフは得意満面。
「覚悟は良いか?虫けらども?」と来たもんだ!
『TOTO』の便器か、お前は!
便器みたいで機動力がなさそうですけど…どうやって立ち回るのだろうか^^;
破壊力抜群の剣圧を眼の前で見せられて、どうしてこうも余裕綽々でいられるのか…悪魔の考えていることはよくわからないんだ。
とりあえず取り囲んで圧倒的勝利からの、嬲りものにでもするつもりだったのでしょうけど…。
「御家老か」
どうやらフィルの顔見知りのお方も石像戦士たちの中にいる様子。フィルにとっては尊敬する元上司。そして、他の石像戦士たちもかつての同僚だったのかもしれません。そうおいそれと叩き割るわけにはいきません。
なんとかもとに戻せないかと思いましたが、どうやら石化されてから長い時間が経ってしまったので治療は不可能。躊躇うフィルをあざ笑うデルフ!
「そのような感情が何になる!そのようなくだらぬものを有するが故に、人はいつまでも下等な生物から脱却できんのだ―」
やめとけやめとけ!TOTOデルフ!
これ以上ショウを挑発するんじゃない。
ろくな目に遭わないぞ…君ごときではショウを倒すどころか、大した足止めにならないことは、ここまで読んできた読者にとっては予想済みなんだ。小物臭と死にフラグを撒き散らすセリフじゃなく、読者の記憶に残るような立ち居振る舞いを見せてくれよ!
ああ~…。
怒らせちまったい…。
ショウのみならず、フィル、ログ、キャンの怒りも頂点に。ショウがずば抜けていますが、この3人も突入隊に選抜されるほどですから腕は確か!ただ、異形のものとの闘いの経験がないだけなんだ。
フィルやキャンは見事な剣技で石像戦士達を次々粉砕。ログもディスペルで昇天させていました。このままショウの剣圧を加えてぶっ散らかしていけば順当に勝利することはできたのでしょうが、なんせ時間がありません。
キタッ!
「鳳龍砕雨弾!!」
デルフズミニオン達を一掃したぁ!
汗一つかいていないんじゃないか…?ショウ^^;
ショッカーよりも使えないデルフズミニオンたち。
残ったのはデルフ一体のみ!
デルフの周辺にオーラが発散されているので、これで砕雨弾を防いだと思っていたら、こいつは通常時でもオーラを出しているだけでした。オーラがないと迫力なさそうな敵キャラだしな。
「お、おのれ…」て^^;
まさか石像戦士たちに袋叩きにさせて勝てるとでも思っていたのか…。
それが策だったのか…?
見通しの甘さに呆れてしまいます。せいぜい残っているのは石化攻撃だろうけど、石化した上司や同僚を見ていれば、次の一手は予想がつきます。
ライカーガスにあれだけ余裕ぶっこいていたのに…^^;
砕雨弾で簡単に倒すことはできたはずだが、あえて外してイビるつもりか?舐めプか?ということであれば、時間節約の為雑魚を一掃した説は間違っておりましたな。
八方塞がりのデルフ!
次なる一手はっ!?
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