ケイヒとルーの義姉妹コンビだぁ!
『復讐鬼の城 中編』冒頭から胸熱の展開。
かつては敵であった人物との共闘。心配なのは、よくありがちな「味方になった途端弱体化してしまう」こと。仲間になった直後は、猛烈な強さを見せてくれるので当面は心配無さそう。
御用だ!ケイヒ!
モブ侍、モブ魔法使いたちに囲まれたので、ここはケイヒの腕の見せ所。
なんだろうなぁ…ケイヒと丸腰のルーの美人2人が無数の侍に囲まれても、危機感を全く感じない。鳳龍の使い手とマスタークラス以上のロードです。レベル8以上の連中がどれだけいるかわかりませんが、恐るるに足らず!
モブ侍とのやり取りが、悲しいほど…悲しい^^;
ケイヒが勝手にルーを釈放してしまったことを咎めに来た、老側近及びその配下たち。
「言うこと聞かねえと力づくで…」
いくらケイヒが強くても、侍と魔法使いが一斉に呪文を唱えたら、お前なんてイチコロだと。老側近はイキりますが、ケイヒは一言。
「コウエンに仕えているだけあって足りんな」
ケイヒが最強呪文を習得している。
そして、ウィザードリィゲームで言えば、ケイヒの素早さはMAXの18以上あると思われるし、モブ侍共の素早さは14未満だと思うんスよね。
ケイヒが呪文の態勢に入ったぁ!
コウエン配下たちは、ケイヒに説教される始末^^;
「この程度のことを失念しているから、足りんと云っているのだ」
ぐふぅ…なんだか、職場で説教されたことのある言い回し…辛え。
中間管理職の老側近も、この年になって小娘にこんな事言われたら、数日は立ち直れないぜ…。
「まさか・・・!」
「ばかなっ…!」
「に、逃げ―」
「ろ―――!」
うわぁ…本当にバカっぽい^^;こんなセリフしか吐けず、一目散に逃げるしか脳のないコウエンの部下たち。脳も芸もない。
「あの世で悔いるがよい…」
これまた女夜叉チックなケイヒ。
結局、ほぼ全員を消し炭にしてしまいました。地下迷宮は、ほぼノーダメ^^;
ケイヒはギルに復活してもらい、更に生きる目的まで与えてくれたので、その恩義を感じているようです。
雑兵を1000人程度殺したところで、ギルは別に気にもとめないと見抜いての行動でした。
堅苦しい雰囲気、恩義を大切にするところ、やはり血は争えない。ショウの肉親らしいですよね。
VSモブ侍との生き残り
モブ兵2人が曲がり角で待ち伏せ。
もうすでに震えているけれど、上司や仲間のかたきを討つべくスタンバっている様は、健気じゃないですか。見上げた根性です。見直したよ。
もちろん斬り掛かって殺されてしまうわけですが、一人はケイヒにより一刀両断。
もう一人は…
至近距離から!腹部にバディアルマ!
血を吐いているし、この時点で絶命していると思われる…。
「フォッフォッフォッ、手加減したつもりだけど、内臓が破れたようやのう…」
まるで剛越流柔術の不知火じゃないか。
ルーはモブ兵の顎を、ケンカキックで蹴り上げていました。
ブヂッ!!
バギャア!!
つま先があご肉にめり込んだ後、首の骨をへし折ったのでしょう。まさに人間凶器ルーシーディティ。ロードだけど、そんじょそこらの素手の忍者よりも強いんじゃないスカ?
「殺すつもりはなかったんだけど…」
嘘つけお前!!
殺る気満々だったじゃないか!
老側近及びモブ兵どものおバカぶり、ルー姫のすっとぼけたセリフ…この回、もしかしてギャグ回?
戦士の風貌で、僧侶の呪文を使ったりしたらロードだとバレてしまいます。この国で女性のロードなんてご法度。それを慮ってのシェーラさんのアドバイスでした。
ケイヒはルーを危険な存在だと認識しながらも、直感を信じて斬るのをやめました。危険であろうと無かろうと、ケイヒの性格上、丸腰の相手を斬ることはしないと思うんですよね。自分の義姉になる女性ですし^^;
ケイヒ、ここでは思い切りドン引きしていましたからね^^;
本当に直感を信じるのであれば、斬っておいた方が得策だったかもな(笑)
と、まあ…。それどころか、ケイヒはこの先に宝物庫があることまで教えてくれました。
ケイヒとルーのやりとり、敵と味方が共闘するときのような興奮を与えてくれます。何らかの形で相まみえるのではという期待。
なまくら刀を拾って、宝物庫を目指そうとするルーに対して、ケイヒは、「あんたこそ、私を斬らないの?」と。
実力的にケイヒの方が上だというのは、ルーは見抜いているようですが、それ以上にこんななまくらで勝負しても、勝ち目無さそうですものね^^;
誰かと似ているって…ショウのことでしょ!素直にそういえばいいのに。四六時中ショウのことを考えているからってのもあるけど、意外と鋭いルー姫。ケイヒからもショウと同じような匂いを嗅ぎ取ったのでした。
ホウライ国とリルガミン王国との戦争は、150年前の出来事。
小競り合いのときに2人が行方不明になったことが、史書に乗っているという…。150年前か…今でいうと、明治維新から間もない時代に遡るんだもの。そんな人物が生きてるって、どんな気分なんだろう。
場面変わって、ショウ一行。
妙に精巧にできた石像が複数。いや~な予感がする。
攻撃してくるのは当たり前。
中学生の頃の記憶ってのはすごいものがあります。これを見た瞬間、思い出しました。デルフズミニオンだ。名前はしっかり覚えていた。
ショウがいるので、あまり危機感は感じませんが、キャンやフィルが死なないよう注視していきます^^;
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