Wizardry漫画 誰かが云わなきゃいけない

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モンスター配備センター奥にある、ブルー・リボンの守護者たちとの激闘。

敵のパーティーは、

・ハイニンジャ
・ハイプリースト 2名
・レベル7メイジ 2名
・レベル7ファイター 2名

サコンが言うように、こいつらもかつては冒険者だったのかもしれませんね。
迷宮の闇に飲み込まれ闇堕ち。成れの果てが、ブルー・リボンの番人…となったのかもしれません。

すでにサコンのパーティーは勝利したかと思われたが…。

腕一本

ハイニンジャが敵の死体の下に隠れていた!

リョウ!

ハイニンジャめ!死んだふりをしていたかっ!

リョウ!!避けろお~~~!

見開きで主人公に襲いかかる!

片腕を斬り落とされてしまったリョウ!
絶体絶命のピンチでしたが、忍者のモルグがなんとかフォロー。ハイニンジャの首をはね飛ばして完全勝利。

ハイニンジャそのものも強いのですが、戦いはやはりシビア。

レベルが高く、経験豊富なパーティーでもちょっとした油断で、死の一歩手前あるいは死が待っています。リョウもかなり強くなっていますが、指導しながらパーティーを引っ張るベテラン勢にもプレッシャーは相当あるはずです。

Wiz1は人型の敵がかなり多く、ぐちゃぐちゃ、ゴテゴテしたモンスターよりも緊迫感があるんですよね。レベル10ファイター(本当はLV8未満のサバ読みファイター)の大集団に不意打ちを食らうと、高レベルの前衛でさえ殺されることもあります。

ましてや忍者や侍、魔法使いらは本当に怖い。

舐めてかかれないのがWizardry1の敵キャラたちです。

そんな思いをリョウだけでなく、我々Wizardryファンにも教えてくれるサコン隊長、もとい、石垣御大。ご指導ありがとうございます!

リョウの治療のため、ミリアがすっ飛んできてくれた!
昔の想い人が殺され、自分の力不足のためにロストさせてしまったトラウマを引きずっているのでしょう。もちろん、性格的にもお優しいミリア様なので、大怪我をしたらすぐにマディをかけてくれるはず。

一方、リリスはまだまだ戦闘に慣れておらず、腕が一本斬り落とされたリョウを見てあたふたするだけでした。

そりゃあそうだ。これが普通の反応です^^;
腕を斬り落とされてもがき苦しみ、大慌てしなければならないのはリョウ本人です。小山ゆう先生の「あずみ」に出てくるキャラのように「あがああ~!痛ぇよぉお~!」とのたうち回るのが普通。

リョウの感情は一部欠落しているんですよね。

鎧の厚い部分じゃないだろうけど、鎧ごとバッサリいかれてますね。味方だけが強力な斬撃をもっているのではなく、敵方も同じように強力なんです。ミリアさんもしっかり鎧を着込んでおりますが、戦士系の剣でざっくりやられないか心配になってきました。

「どうだ、腕一本斬り落とされた気分は?」

どうかと聞かれても^^;リョウも「う、うん…」しか言えんよな。

説教

腕はこんな簡単にくっつきませんから、現実世界では言えないセリフですね。ヤクザ同士の抗争でとっ捕まえたチンピラの腕をちょん切った時くらいか…。

「いい加減に慣れなさい!」

シルヴィア姐さんからのありがたい説教です。呪文は使ってこそなんぼ。まだまだ実戦に慣れておらず、習得した呪文をうまく使えないんですね。でも、これが自然だと思います。村から出てきていきなり歴戦の猛者揃いのパーティーに編入。無理もありません。

まずは自分がやるべきこと、できることを把握すればリリスも輝き始めるのでしょう。

リョウもサコンさんからご指導いただいたようです。忍者には必ず止めを刺さなければならない…と。首を切る能力だけでなく、死体に隠れたり、死んだふりをしたり、ゲームでは表現しきれなかったり、他の敵にはない特殊な戦い方をしてくるから、確かに危険。

不意打ち、騙し討ち、味方の死体を使う…勝つためには全く手段を選ばない、命がけのバーリートゥード。それが、ワードナの迷宮なんだ。

地下迷宮の現実

ちょっと前にモルグが宝箱を開封していました。罠の確認のため、僧侶が透視の呪文「カルフォ」を使うべきなのですが、ここでもリリスはまごまごして使えず、ミリアが唱えていました。

マディでリョウの腕をくっつけた後だから、相当お疲れのところにカルフォしたので、シルヴィア姐さんもカチンときてしまったのでしょう。

ミリアの表情。彼女はガッツリ説教するタイプじゃないから、気づいても言わないんだろうな。優しいけれど、後輩を厳しく育てるのはイマイチかもしれません。リリスと年も近いしね。シルヴィア姐さんからの方が効き目はある。

それにしても、まだ「楽な戦闘」なんだな…。そりゃあ、グレーターデーモンやフラックと比べたら、ブルー・リボンの守護者は楽かもしれないけど…。楽な戦闘と言えるシルヴィア姐さんやサコン、モルグらは本当に歴戦の猛者ですな。

「悪」パーティーも研鑽しておりました。

逃げる忍者を背後から襲い、止めを刺すジャド。

背後から鎧の上からぶっ刺して、そこから胴体を一刀両断!やっぱり鎧の強度よ。

逃げる敵まで殺してしまう冷酷さに、さすがのカルラも驚く!

悪属性では容赦なく敵を倒すのが当たり前。ただ、ジャドの場合半分楽しんで殺していそうですから、怖いんですよね。

最後はロキ様の格言でー

「自分の能力を磨くためには、他のことは一切考えるな。己の持てる全ての能力をあらゆる敵に叩きつけろ―それが仮令(たとえ)逃げるものでも、許しを請うものでも―そのことが生き延びる道であり―自分の望むものを手に入れる道なのだからな―」

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