漫画ウィザードリィ 激闘に次ぐ激闘、リョウとリリスの成長が凄まじい

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それぞれのパーティーが成長していく過程が描かれていて良い。

リョウもリリスもそれぞれ順調に成長しており、リリスの心のわだかまりもかなり晴れた様子。積極的に魔法を使うようになりました。

成長する善と悪のパーティー

侍タイプの敵と交戦中。

恐らく地下9階にいる強敵たち。侍を兜ごと唐竹割り!侍たちもかなりの手練です。複数の猛者を相手にして、ほぼ無傷のようですから、リョウも相当強くなっています。

リリスもラハリト。

眼の前を容赦なく焼き尽くす。割り切って戦えるようになってきました。

カシナートの剣とブレードカシナート

魔法使いだけど、戦士の力量も量ってくれるシルヴィア姐

リョウは戦士としての腕もぐんぐん上がっており、シルヴィア姐さんからロードか侍への転職を勧められるほどに。リリスはすでにビショップへと転職し、すでに2年。WIZ1では転職すると+5歳~加齢だと思ったのですが、やはり17歳から22歳からの2年経過なのかな。24歳。大学卒業して、新卒2年目くらいのご年齢。

かたや、リョウは「カシナートの剣」をゲット。真っ二つの剣とは大違いの切れ味と使いこなし。ゲーム中でもカシナートを装備した後の戦力アップの実感はただ事ではありません。

そうそう、以前Twitterで拝見しました、カシナートの剣はアメリカではカシナートブレードなので剣先がミキサーの刃のようになっているんですね。

通販で売ってそうな形態。

貫通力、切り裂き能力よりも、「面」の破壊力を優先したショットガン的な武器なんだ。

ギューンと回転させて、バリバリぃ!ブチブチぃ!!!と言わせながらグリグリ押し込んで、グレーターデーモンの皮膚、筋肉、内蔵を飛び散らせる強力な武器!

欧米や大陸の拷問器具の残酷さたるや、島国とは比べ物にならないほど残酷ですからな。
「バイオハザードVillage」の牢獄にある、拷問器具を見ただけで気分悪くなっちゃうんスよね…私。実況で見ただけなのに。

司令塔はシルヴィア姐さんだ!

さて、やはりブレードカシナートではなく、我々日本人のWizに馴染み深い「カシナートの剣」で読み進めて行きましょう!

雑魚軍団を倒した後、宝箱の中身を確認しようとおもったら、忍者のモルグ先輩が罠解除に失敗。モルグ先輩が悪いんじゃない。高レベルになろうとも、忍者だと結構な確率で解除失敗してしまう。Wizあるあるなんだ。

警報が鳴り響き、登場したのがなんとレッサーデーモン!!

レッサーと言いつつ、かなりアクの強い中堅クラスの悪魔なんですよね。複数出てこられると面倒くさい。マカニトも当然効かないし、呪文無効化率も高め。倒してもそれほど経験値もうまくないという。

ただ、私がプレイしていた頃は「なんとなく良いアイテムを落としそう」と思い込んで割りと積極的に倒していた覚えがあります。

リリスのラハリトは無効化され、更に仲間も召喚されてしまう。

シルヴィア姐さんから指令が!

「サコン!モルグ!リョウ!懲らしめてやりなさい!!!」

歴戦の猛者であるサコン、モルグ、そして、経験を積みカシナートの剣まで装備したリョウは圧倒的な力で切り刻んでいきます。

肩からバッサリと腕を切り落とし、サコンも2本いっぺんに腕を切り落とし、モルグも腕と足を切り離す。硬そうな皮膚を難なく斬り捨てて行くパーティー。

「ぐひひひ!」を一瞬サコンの声かと…戦闘狂かと思ってしまって…すみませんでした^^;

「急いで!次が来るわ!」

ナイス!シルヴィア姐さん!サコンがリーダーだけど、前衛が白兵戦を演じているとき、後衛からうまく指示を飛ばしているのがシルヴィア姐さん。魔法使いの呪文の使い手というだけでなく、チーム全員の司令塔的存在。自身も戦いながら、みんなに支持を出す。「SLAM DUNK」の翔陽高校の藤真健司のような存在。

レッサーデーモンは数で押してきますね。

他の1体がマハリト。

マハリトはレベル3の魔法であり、ドラクエで言うとギラのようなものかもしれません。しかし、Wizでは敵が使ってくると非常に厄介。複数の敵が同時にマハリトを唱えてきたら死者がでてもおかしくないんです。

悪のパーティー、敵陣営の緊迫感がたまらんのだ!

場面変わって、ロキ、エリス、カルラの悪パーティー。

カルラは地下10階にいる「ゴーゴン」を倒せるほどの腕前に上達しておりました。そこそこタフでブレス攻撃が強力なモンスターです。

カルラの生い立ちはすでにロキだけでなく、ジャドにも知られているようですな。

ロキたちの前に強敵共が迫っております。レイバーロード、侍が3人、忍者2人、アーチ・メイジ、ハイプリーストが2人。それからフラックも来ております!

地下10階に登場する侍と言ったら…「ハタモト」しかいない!それも2人も!
忍者はマスター忍者あるいはハイマスターか…。

これだけでも十分な脅威なのに、死神ジョーカーフラックとは…。ワードナあるいはヴァンパイアロードが本気でこのパーティーを潰してやろうという気がビンビン伝わってくる編成ですな。

ロキ、モルグ、カルラは侍、忍者といった人型の敵を掃討していきますが、呪文使いがまだ控えており、肝心なフラックを放置していては超強力なブレスでパーティーが全滅してもおかしくありません。

この緊迫感がなんとも言えない!!!

「ティルトウェイトを使え!まずいやつが来る!長引くと危険だ!!」

この緊迫感!

今まで、ラハリトやマダルトなどの攻撃呪文は無論のこと、呪文封じの呪文モンティノですら緊迫感がありカッコいいシーンでした。ブレスを警戒し、普段は冷静沈着なロキが焦る。この焦る様もまた男前!

石垣御大、本当にいい仕事されていますぅ!!!

敵さんもエリスに「ティルトウェイト」なんてかまされたら、イチコロです。
必死にモンティノで呪文を封じ込めようとしたり、全力でラハリトやマダルトを発動!彼らにとっては魔法使いのエリスさえ倒してしまえば、戦況は一気好転します。

ラハリト、マダルトを一発ずつ受けただけでもパーティーにとっては大損害。

敵も切羽詰まっている感、手に汗握る緊迫の攻防戦がこの1ページに凝縮されています。

結果的に、ティルトウェイトは発動したのですが、フラックも同時に強大なブレスを放ちました。両陣営共にぶっ飛び、ほとんどの者が屍と化しました。

ジャドは死んでおらず、

「ブレスとティルトウェイトの激突ー滅多に見れぬ、長生きはするものだわいー」

しぶといじいさんだな。HPと運の強さは相当あったのかな?

運はそうでもなかったです。

が、極悪のフラックに首を跳ね飛ばされ、戦闘狂の悪人としてはむしろ本望だったのかもしれませんね。

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