世界名作劇場最大トーナメント Bブロック一回戦第2試合 ジャッキーVSマリア先生

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キャラ崩壊、動画の魅力を損なうかもしれないので、いや!と、思ったら即ブラウザバッグを。

「あなた…私と同じ匂いが…女の匂いがするわね」

一回戦を大接戦で突破したアンジェレッタが、控室に戻る途中、修道服を着た女性から、すれ違いざまに囁かれた。

「マリア・クッチャラさん…?試合、頑張ってくださいね。女の匂いってどういう…?」

アンジェレッタの問には答えず、武舞台へと向かって行った。

『女の匂い?女だから女の匂いはするのは当然だと思うけど…何かの比喩かしら?試合の後だから、汗臭いのかしら?いや、そんなはずないわ。私は完璧ヒロインなんだから、匂ったり、汚れたりしないはずだもの…』

「やあ。アンジェレッタ」

控室の扉の前にいる、スーツ姿の男性がアンジェレッタを呼び止めた。

「アルフレド!来ていたの!?」

「うん、君の試合は観客席からバッチリ観ていたよ。黒い兄弟の皆で応援していたんだ。相当強いって評判のセディを倒しちゃうなんて、すごいよ!一回戦突破、おめでとう!」

「ありがとう、アルフレド」
「でも、随分怪我をしたようだね」

アルフレドは軽く挨拶のハグをしてから、傷の様子を伺った。

「アルフレド!さあさあ、狭くて散らかっているけど、控室に入って」

イザベラ伯爵夫人は、アルフレドが来てくれたので大喜びだ。すぐに控室に招じ入れた。
2人が会うのは、1ヶ月振りだ。大会の調整前にイザベラ伯爵夫人が、アルフレドとビアンカをお茶会に招いたのだ。

アルフレドは、イザベラ伯爵夫人の大のお気に入りだ。
アルフレドとアンジェレッタは、楽しそうに談笑している。

『この2人、とってもお似合いなのよね。お互い知的でとても気が合うようだけど、どうして、なかなか進展しないのかしら?マルティーニ子爵となるアルフレドとうちの孫が結婚してくれたら…、それこそ私はドリンコートで隠居生活を過ごせるのに。モントバーニ家の親戚連中が、良からぬことを企んだとしても、アルフレドがアンジェレッタのそばにいれば、尚安心だし、アルフレドのような立派な男性は、イタリア中探してもそうそう居るものではない。おとなになれば、政官財、どこでも立派にやっていけるはず。今度のお茶会…アルフレドだけ呼んで二人っきりにさせてみようかしら…』

イザベラ伯爵夫人は2人をどうやって縁結びさせれば良いかばかりを考えていた。

「ロミオは元気かしら?ロミオとは会ったの?」

「あ、ああ、会ったよ。二日前に会場入りした時かな。うん、とっても元気そうだった…」

アルフレドの様子が変だ。ロミオの話題になると笑顔になるはずなのに、どうも歯切れが良くない。

「ロミオに何かあったの?」

「いや。なにもないよ。元気だし、試合前の調整中でちょっとピリピリしていただけなんだ」

「何か良くないことでもあったんでしょ?わかるわよ」

キッと軽く強めの視線を向けると、アルフレドは一瞬言葉に詰まった。

「本当だよ。ロミオの調整はバッチリだ。悪いことなんて何もない。ロミオにとって、この大会でかなり戦いやすくなったはずだ…。観客席を取っておかなくちゃならないんだ。仲間が待っているから、もう行くね!」

アルフレドはイザベラ伯爵夫人に挨拶を済ませ、仲間たちの元へ帰っていった。

「なんか怪しいのよね。ロミオ大丈夫かしら?」

ジャッキーVSマリア・クッチャラ

「ブッシュベイビー」のジャッキーと「楽しいトラップ一家物語」のマリアの対戦だ!
2作品とも、リアタイ当時、ガッツリ視ていました!ジャッキーもマリアも大好きだったんですよ。

しかし…物語の内容、キャラの性格などが…記憶から完全に消えています。゚(゚´Д`゚)゚。
一昨年に「世界名作劇場」に目覚めてから、様々な作品を再視聴してきましたが、ブッシュベイビーと楽しいトラップ一家物語はまだ未視聴です。

完璧ではないものの、記憶に残っていた作品は、
「若草物語ナンとジョー先生」
「トム・ソーヤの冒険」
「ロミオの青い空」
「小公女セーラ」
くらいかな…。

とにかく死合を視ようぜ!

このキャラクリ…!!
ジャッキーそっくりだぜ!キャラクリの高さで視聴者を引き込んでおいてからの…見事な声優さんのセリフのハメ込み!!

「あなたは…女でありすぎたわ!」
「そうよ!私は女よ!だから今ここにいる。あなたの敵になった!だから戦うのよ!」

この2段構えがたまらないんだ!

ジャッキーかっこいい…!
ポセイドンを彷彿させる三叉の槍!

マリア先生の修道服のセンスも光る!普通の修道服っぽいのですが、なんとなく忍者を思わせる裏街道を歩いてきた女のような。眼光鋭いパツキン美女。

なんとも秀逸だと思ったのが、修道女なのに「大剣」を装備していること。
私はRPGウィザードリィが好きすぎて、「僧侶=刃物を持ってはならないキャラ」と刷り込まれております。敬虔な信者だったマリア様が…戒律を破ったがごとく大剣を振るう。しかも真っ黒な剣ですからね。マリア先生の破戒僧コス…意表をついたこの演出…ミーラさんの読みの深さが伺えます。

??

BGM!!

Zガンダムのやつ!!!!

キャラクリとセリフ、2段構えどころじゃない!BGMを加えての3段構えの体制だった!これは痺れる…。でも、なんでZガンダムなんだろうと思ったら。

これ!
エマ中尉(ジャッキー)とレコアさん(マリア先生)じゃないかっ!

そういうことか~!

Zガンダム、リアタイでは見れませんでしたが、小学生の頃再放送で視て、高校の部活動仲間で急にZガンダム熱が高まって、レンタルビデオ屋で借りて視て、単行本も読んだのに…記憶にほとんど残っていません。

好きなキャラは、エマ中尉、ジェリド、マウアー。クワトロ・バジーナはいつ寝返るのかと、気になってはいましたが、特段興味のあるキャラではなかったなぁ。ジェリド&マウアーカップルを応援していましたね^^ジェリドの人間的な成長に注目していて、上記のキャラ以外の連中はカミーユ含めて、ほとんど空気でした。だから記憶に残っていないんだろうな^^;

Zガンダムってジェリドの成長物語と思っています!←むちゃくちゃ。

このキャラクリ…本当に痺れる。
サバンナをウロウロしている服装なのに、ポセイドンの槍的な武器が妙にしっくり来る。

「1、2、3!」

マリア先生、声はとてもソフトなのに、持ってる武器がイカツイのなんの!!

「邪魔なさらないでください!」

巨大なブラックブレードをジャッキーのお腹に突き刺したぁ!
貫通!からの、そのままリフトアップ!

痛い痛い痛いっ。゚(゚´Д`゚)゚。!!!

叩きつける!

普通だったら死んじゃうけど、このまま死合続行!
ジャッキー、大ダメージを受けても、見事な槍さばきで、取られた分を取り返していく。

マリア先生もすかさず反撃、通常攻撃の連携技こそが美しい。大剣は普通に振り回しても映える武器。お互い、黄色ゲージになり切羽詰まってきた。

ここからのマリア先生がカッコいいんですよ。

剣を振るう時の力み声がリアリティ溢れいていて素晴らしい。

「は!」
「ふん!」
「ぬうん!」

そして、ゲージギリギリになった時のうめき声も良い。

「ぬうんぇぇ(文字化できない)」

ギリギリの戦いを制したのはマリア先生!

アンジェレッタVSセディに次ぐ、実力伯仲の味のある戦い!

魅せる!両雄!

ジャッキーも頑張って!
開始早々、ひたすら連撃!あっと言う間に3分の2のHPを削ったぁ!

槍と足技を駆使して、コンボ決めまくる!ジャッキー強いよ!
っていうか…マリア先生、足元がお留守過ぎます!下段攻撃を連続で何度も食らって…

先生のスカートが弾けた!

それにしても、場面にピッタリの渾身のセリフを、場面に応じてきちっきちっと叩き込んでくださる。動画主の底力を感じられる。アップされる度に精度が増しています。間違いない。

これで決めます!

ここぉ~!!

槍で叩きつけてから、上に跳ね上げ…更に空中で突きの連打!!
ジャッキーカッコいいっす!

書いているうちに、だんだん思い出してきた。
確か動物保護とかする内容だったはず。
そんなことより、ジャッキーのことがとても好きだったのを…思い出してきた。

トラップ一家物語も見逃さずに見ていたはずなのに…しっかりと内容を思い出していれば、もっときちんと記事をかけたはずなのに…くぅ。゚(゚´Д`゚)゚。…!

マリア先生もジャッキーも、序盤の体力のあるうちは、被ダメボイスも余裕があるんですよね。

「ひぃぃ」
「どうしよう…」
「あぁぁん、もう!」

なんですけど、体力が黄色くなってからの格ゲーばりの緊迫感がよい!

「私の歌う通りに歌うのよ!」

大技を繰り出してジャッキーに大打撃!

が、ジャッキーは踏ん張り、見事な一文字突きで一本取り返した!

いいよ!すごくいい!

名勝負よ!

マリア先生が、大ダメージを受ける度に、

「主よ!ありがとうございます!」

と、M属性を感じられるシーンも盛り込んでくださり、動画主様のマリア愛が感じられます。

肉体美

最終ラウンドで、大ぶりの通常攻撃の応酬が繰り広げられ、ジャッキーがマリア先生を空中に弾き飛ばすと…。

まだはだけるんですか!?

これまた二段構え!?

ムチムチでセクシーなマリア先生…でありますが、そこよりも、丹念に鍛え上げられた肉体の方に目が行ってしまう。

ムチムチというかガチムチの…アマレス上がりのバーリ・トゥーダー、今風に言えばMMAファイター。打・投・極すべてに対応できそうな、均整が取れた総合格闘技者の体です。

修道服を破られて、怒ってしまったのか?あるいは、動きにくい修道服がなくなり動きがよくなったのか。ここからはマリア先生一方的です。

大剣でジャッキーを刺す!
持ち上げる!叩きつける!

この動作を2回も。゚(゚´Д`゚)゚。

ジャッキーが死んじゃう!

KO!!

「強い…!彼女が、アンジェレッタの次の相手か…」

観客席で黒い兄弟の仲間たちと一緒に観戦中のアルフレドは、マリアの底力に驚愕した。

『一体どんな鍛え方をしたんだ…巨大な剣を振り回す腕力。例え、素手で戦ったとしても、華奢なアンジェレッタでは組み敷かれてしまうのではないか…』

心配していたのは、黒い兄弟たちだけではなかった。
他の観客たちも動揺していた。
「おいおい…あんな強そうな女とさっきの可愛い女の子が試合するのか?」
「アンジェレッタって子が大怪我でもしたらどうするんだ」
「一方的な戦いになったら、俺は乱入してでも止めるぜ!」

観客の大半は、すでにアンジェレッタに魅了されていた。普通の人間であれば、特に男性であれば、ひと目見ただけで魅了されてしまう。見た瞬間にファンになってしまうのだ。

『アンジェレッタの身も心配だけど…彼女が負けたら、暴動が起きそうで怖いな…』

アルフレドは、アンジェレッタが負けた場合の場外での不測の事態についても、不安をいだき始めた。

次はポルフィとマルコの対戦だ!

まさか、ジャッキーとマリア先生の戦いが、ここまで長文になるとは思いませんでした。
やっぱり、私、記憶が殆どないとは言え、リアタイで見ていて、この二作品のことを相当好きだったんでしょうね。ブッシュベイビーは履修できるので、履修します^^

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