漫画ウィザードリィ外伝レビュー⑧ クールでビューティーで可愛くて

牙の教団の大群と対峙中のサンザ一行。

４人VS１００人（僧侶、司教。魔法使いもいるのかな？）くらいの人数ですよね^^;
ショウ、ルー、シェーラさんの無双ぶりが凄まじかったです。

「扉の向こうに５，６人いるわね」とか言って、扉ごと剣圧で雑魚教徒共を殲滅したルー。
狂戦士気味となったシェーラさんが、単独特攻を仕掛けてラハリトで猛爆。
「シェーラさん、攻撃呪文は使う必要ない！」と言って、魔法使いの高位呪文「ラカニト（窒息）」をガッツリ決めたショウ。
それでも怯まない大量の雑魚相手に、ラハリトも真っ青の剣圧で爆ぜさせたルー＆ショウ。

前回、記事を長ったらしく書きましたが、まとめると上記４点のみです。

続きです。

狂信者を更に圧倒していく、４人組。白兵戦の大乱闘となっていますが、サンザを含めて３人とも剣の使い手です。レベル8もなさそうな信徒共が束になっても敵うわけがありません。

カメラは龍と爺へ。

雑魚とはいえ雲霞のごとく敵が押し寄せていますし、今までの戦いの消耗ぶりが気になります。ラカニトまで習得しており、しかも魔法使いでなく「サムライが」です。ギルの元にはたどり着くには、まだまだ凶悪な敵が控えています。こんな逸材をここで失ってはもったいないと思った謎の老翁は、手助けをしようと思ったのでしょう（おそらく食糧と酒のあるお部屋へテレポート）しかし、龍はこの程度で死ぬようなら「守るべき者の資格はない」「新種の萌芽のない」と言って、見守ることにしました。

ちょっと不服な爺でしたが、「いざとなれば…」と意味深な発言をしていました。
ルーの胸元が輝いています。

話変わりますが、最前線で剣を振り回しているルー、カッコ可愛いです。惚れ直します。表情見ても一生懸命でしょ？殺し合いだから一生懸命なのは当然だけど。いや～本当にいいキャラです。戦っている時のルーは4人の中で一番格好いいです。好きです。

最近ってわけじゃないけど、女戦士と言ったら「ビキニアーマー」ってイメージが強いかもしれませんが、フルプレートメイル、しかも肩当てはガルウィングという姫もまた萌えます。萌度120％。

最近の巨乳、ビキニ、タレ気味の目の萌えキャラなんぞではなく、前線を肉弾戦をする硬派な姫将軍。最高です。

戦いながらずいぶんと奥へと来てしまったご一行様。
っていうか…あの大群を突破…というかぶっ潰してきたんですね…^^;本当に強いな、この4人。

戻るに戻れません。戻って回復しても、同じことを繰り返し、現在地に戻るにしても相当疲弊させられます。だったらこのまま突っ込もうとシェーラさんは言い切りました。

サンザもいるし、ルーとショウの加入は大きいです。このパーティーなら、あるいは…！と、シェーラさんの心の声が…ウィズの輔には聞こえるのです。

聞こえるけれども！でも、やっぱり戻って一泊して欲しい。これだけ敵を倒したのだから、4人それぞれ少なくとも1レベル分くらいは強くなれそうなんだ。せめてルーがマディ（全回復の呪文）を覚えるまでは…とついつい野暮なゲーム脳が働いてしまいます^^;

ショウは、シェーラにギルを倒そうとする理由を聞きました。
シェーラは元ギルの高弟。
理想に燃えていたギルに師事していましたが、「召喚の書」を手にしてからギルは変容してしまったこと。ギルの一派は教会からも破門され、シェーラもギルを棄てました。ところが、ギルの一派からは背教者として命を狙われ、教会本部からも「異端者」扱いされてしまいました。

本部からも命を狙われているとすれば、もうぬくぬく暮らしてはいられません。そんな時、ル’ケブレスによってこの迷宮に転送されたと。

この説明をですよ…敵と戦いながら話していましたから。余裕があるんだかないんだか…本当にお強いです、みなさん！

またしても大量の教信者たちとの戦闘。
切り抜けたものの、疲労度は半端ありません。シェーラさんもルーも汗だくです。戦いを汗だくになって弱音一つ吐かず戦い続けたルーとシェーラ…お美しいです。

シェーラさんの過去については、サンザもよく知っているようです。
信者の一人をとっ捕まえて吐かせたことがあるとのこと…。忍者ですからな…その手の拷問とかめちゃくちゃしたはずですよ。中立でほんわかした感じのサンザですが、エグいことをサラッとやってのける人であることを忘れてはいけません。結構シビアよ！彼は！