赤毛のアンのメモリアルアルバムの美麗さにうっとりしてしまいます。
地元の図書館から借りています。知る人ぞ知る本なのか、借りっぱなしです。もちろん延長手続きはきちんとしています。
「再延長したいんですけど…他の方からリクエスト来てないスカ?」
「大丈夫ですよ~延長しますね~^^」
ですって。
という訳で、1ヶ月くらい手元に置いております。
魅入ってしまう美しさ
もはやアマゾン、メルカリ、ヤフオクでは、1万円以上のとんでもないプレミア価格が付いてしまっているこの本。貧乏人の私が手を出せるはずもなく。図書館に頼りっきりです。名作劇場、Wizardry関連書籍は、プレミア化が激しいですね。どんどん復刻して、貧乏人の私がなんとか買えるようにして欲しいです。ちゃんと新品で、定価で買うからさあヽ(`Д´)ノ!
人物、風景画、そして、制作陣、声優の特集が組まれたこの本。
「赤毛のアン」ファンとしてはぜひとも手にしたい一品です。
ポスター、番宣用のイラストももりだくさん。
赤毛のアンと言ったら、風景画。アンはアヴォンリーの自然が大好きで、湖、並木道などなど…美しい風景はもちろん、何気ない草木一本見ただけで、1ページ分の感想を述べてくれます。作画陣のレベルがとんでもない。私が生まれて1年も経っていない1979年に放送されていた作品。当時の技術はすごかったんだなあ。最近のアニメを視ていないから比較はできないのだけれど^^;
現在、赤毛のアン第3巻「アンの愛情」を読書中。大変面白いです。
私はアニメ未視聴なので、イラスト集は大変ありがたいです。自分が想像したキャラクター像を楽しむのもよいのですが、具現化してくれたようで嬉しいですね。
ダイアナも素敵な女の子。アニメでも視てみたい。原作では割りと現実的で、アンの想像話にチクリとツッコミを入れるところも笑えるんですよね。物語クラブで、ダイアナもお話を作るけれども、始末に困ったキャラクターを、すぐに殺してしまう。
小説にもアニメ本編には無かったパンフレットイラストが可愛い…!ギルバートがアンのご機嫌をとるためにプレゼントを持参。思春期の頃は、女の子の方が大人っぽく感じるのだけれど、20歳前後のギルバートとアンの関係が絶妙過ぎるんですよね…。ギルバートもアンもお互いを思っているけれども、アンは恋愛をなかなか認識できない…。でも、ギルバートが他の女の子と手紙のやり取りやチヤホヤされているのを見たり聞いたりすると、不機嫌になってしまうアンがもう…。
アラン牧師ご夫妻を家に招いたシーン。゚(゚´Д`゚)゚。!
アヴォンリー中の家庭が大歓迎。新任牧師家族を家に招くしきたりのようになっていました。アンがめちゃくちゃ頑張って料理したんですよね…ドジッたけれど、そこがまた可愛いんだ。イラスト神がかっています。
真ん中の老婦人は、おそらくダイアナの伯母さんかな?気難しいけれど、アンのことが大好き。第3赤毛のアンでは…。結構好きなきゃらです。私の脳内ではダイアナはかなりぽっちゃり系なのですが、アニメだと体はスリムで、顔はややポチャ。可愛い…。
お目々クリックり!少女漫画風のアンも企画されていたという…。確かに可愛いけど、イマイチ名劇キャラっぽくないですよね。素朴な雰囲気と落ち着いた目の方がアンにあっています。あまりキラキラさせないほうが、喜怒哀楽がはっきりわかる気がします。
先日、声優のTV番組で山田栄子女史が出演されました。ラビニア役を務めたお話は、各所で視られますね。栄子女史のお人柄では、さぞかしお辛かったかと存じます。アンの役を交通費で…という逸話はあまりにも有名。
佐藤好春さんら、大御所作画陣営のトークも面白い…!今ではブラック職場とか言われるのでしょうけど、名劇作品に関わりたい!と名乗り出た若者がたくさんいたようですね。まさに人材が綺羅星の如く…!
こんな素晴らしい本、どうして復刻してくれないんだぁ!?
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