漫画ウィザードリィ お母さん達と私生児たちの怒りを込めて狂王トレボーを斬る!

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トレボーとの決戦。

圧倒的な強さを誇り、リョウ達パーティーも攻撃を耐え続けるのがやっとという状態です。耐えきったところで、勝てる見込みがあるかと言えば、ないと言って良いでしょう。

かろうじて、エリスがトレボーの呪文をハマンで封じ込め、ミリアが魔除けの力を解放し、全員の傷の手当に成功。しかし、圧倒的な力量の差は埋まりません。トレボーの強力な一撃が放たれ、リョウがあわや直撃という瞬間、ミリアが立ち塞がりました。

瀕死状態になったミリアを見つめ、怒りに燃えるリョウは、仲間の助けを借りて反撃に出ました。

エリスはティルトウェイト。
アルカードはマダルト。

個人的な思いですけど、「効けよ!マダルト」や「ティルトウェイト―!」か力んで叫びまくるよりも、呪文を放つ時のモーションもなく、腕だけ伸ばしてクールにボソッと「マダルト…」と、唱えるパターンの方が効きそうな感じがするんですよね。

シルヴィア姐さんの「マカニト!」よりもエリスの「マカニト」の方が効きそう。

すみません、話がそれました。

ゲームでは一定の攻撃ダメージが設定されていますが、今回放った呪文は普段よりも強力だったようです。なんと、アルカードのマダルトは、トレボーの左腕を凍結させました。

そこへ、すかさず斬りかかるカルラっ!

画像出典:ウィザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

ティルトウェイト!!先程詠唱していたのは、やはりこの呪文のため、しかもダッシュしながら、トレボーにぶっ放すつもりです!

画像出典:ウィザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

「こいつはロキの分だ!!!」

この至近距離では、カルラも大ダメージを受けてしまいますが、それだけの犠牲を払ってでも、倒さなければならない生命体、いや、邪神。陰謀を実行し・・・いや、もう隠していないから、陰謀というか陽謀ですね。人類を弄ぶ輩は粉砕しなければなりません。

さしものトレボーも、まさかカルラが自分の体を犠牲にしてまで、ティルトウェイトをぶっ放すとは思わなかったようで、大慌て。

トレボーはカルラを叩き斬ろうと振りかぶりますが、モーションは明らかに遅い!
アルカードのマダルトが効いてるぜ!

画像出典:ウィザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

「そして、これが…エルフの里で殺された裸忍者たちの分!」

左脇腹にざっくり!見事な斬撃が決まりました。内蔵はもう使い物にならいはず。

(裸忍者はてめぇが…)

カルラは左腕を切り落とされてしまいました。
カルラの左腕とトレボーの脇腹。いや、カルラは血を吐いているので、もしかしたら、左肺にまでダメージを負っているのかもしれません。

ササッと読んでしまうシーンかもしれませんが、今までのカルラの生い立ちや性格を考えると、感慨深いものがあります。これだけクールで、強がり、プライドも高そうなカルラが、自分を犠牲にし、止めをさせないことをわかっていながらも、一太刀だけでも浴びせようと泥臭くリスクの高い闘いを演じるとは思いませんでした。

そんな泥臭いキャラじゃないのに、こんな闘い方をするなんて…。
もし、パーティーにアルデバラン的な巨漢戦士が居たら、トレボーの斬撃を肩あたりに受け止めながら、「オイごと、オイごと刺せ―!!!」とやっているはずです。そんな人はこの美男美女パーティーには居ませんので、カルラがやってくれました。ありがとう、カルラ!

画像出典:ウィザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

そうです。

カルラも成長しまくっています。呪文の習得などはもちろん、剣術も冴えに冴え。切り紙以上の実力を持っているはず。逆立ちしても勝てない相手でも、自分の身を犠牲にすることで、活路を開く。とどめを刺すのは自分でなくても良い。エリスを通じて知った魔除けの秘密と、世界の仕組みを知ったからには、何が何でもこの悪魔トレボーだけは斃さなければなりません。

さあ来い!リョウ!

画像出典:ウィザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

「これが…母さん達の分!!」

トレボーを唐竹割り!!!
もうこれで完全に息の根を止められたはずです。

画像出典:ウィザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

「ブルァァァァ!!!」

アニメ化の際は、ぜひとも若本規夫さんに声優を努めてほしいものです。

トレボーの命が尽きたためか、世界中の人々が、異変を感じておりました。

画像出典:ウィザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

あっ!

シルヴィア姐さん!サコン!それにモルグも!
シルヴィア姐さん、お子様でもうけて…!サコンとの子供でしょうね。ヘアースタイルも変わっていて若奥様なお姿もお美しいです。サコンはやっぱり、髪の毛切って正解ですね。断然こちらです。モルグは相変わらず…っと。また何かを口に咥えていますね。モルグは…まだ結婚どころか彼女もいなさそうだな。親子水入らずのお散歩なのに、モルグ、居辛さとか感じないのかな?モルグ良いやつなんですけどね^^;、時々シルヴィア姐さんに怒鳴られたり、野暮なところを注意されていたので、こういうところを改善すれば、嫁の来てもありそうですね。

ワードナを吸収したトレボーが死んだため、迷宮の魔物たちも消えてしまったようです。

時の流れが変わった。

画像出典:ウィザードリィ 第3巻 黎明編 ©1989 TAMAKI ISHIGAKI

時空も乱れてしまいました。
人類は人類、古き者は古き者の道を歩めと。

時空の乱れ…つまり、Wiz1に続くダイヤモンドの騎士、リルガミンの遺産、災禍の中心へと話が続いていくのでしょう。Wiz4にあたる「ワードナの逆襲」については、この時点で予期されていたのか気になるところです。

彼らの遺志を継ぐ者たちが、後々の災いを防いでくれるのでしょう。FC版Wiz1のキャラをWiz2、Wiz3に転生できるターボファイルを思い出したんだ。持ってなかったけど…。そう考えると、今はインターネットが普及し、白峯マスターのMIZやNIZのプレイヤーを手間いらずで転生させることができ、時代は変わりましたね…。

リョウたちはしばしの休息。

そして…リョウたちは、トレボー城の玉座の前にテレポート…!

次はいよいよ最終回か…。すんごい寂しい。

続く!

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