「鳳凰の塔」はストーリーの面白さもさることながら、主要メンバーとしてのスポットライトを浴びたテツの活躍が光りました。
前回は鳳凰から素晴らしい武具を賜りました。
恋愛に興味なし?
イヅモへとテレポート。
ルーがさらわれてしまい、戦力と言えるのはシェーラさんとキャン、フィルくらいです。コウリュウ軍に大苦戦する中、主役のショウが帰還。
そして、テツも。
ものすごく心強い。
顔つきも雰囲気もだいぶ大人っぽくなりました。
『復讐鬼の城』第3話の扉ページを飾ってくれた!
テツもリィナもバシッと決めていく。幼馴染同士の強い絆を感じるショット。2人を見ていても、お似合いのカップルだとか、幼馴染以上の関係にならないかと期待する気持ちがわかないんですよね。悪口ではなく、テツ自身恋愛とか考えたことなさそうだし、仮にリィナがショウに惚れていることを知っても「ああ、そうなのか」で済みそうだし。
でも、ふたりともお互いを大事に思っている。この絶妙な二人の距離感を読者に届けてくる石垣環のはからい。非常に粋です!
このシーン。
テツは、リィナの様子がいつもと違うことにすぐ気づいてくれましたが、「恋煩い」であることが見抜けませんでした。
リィナ…君ぃ…「がくーん!」となりすぎだぞぉ。゚(゚´Д`゚)゚。テツの前で!
「鳳凰の塔編」で、テツにかばってもらい命拾いしたこともあったし、千手斬でボロボロになってもリィナを助けようとしていたし…。私がリィナだったらテツに120%惚れていましたけどね。どうやらこの様子では、全くそんな気ゼロ^^;
ショウにはルーがいることを知っていても、「ワンチャンあるかも」なんて思っているんじゃないだろうな…?
リィナもそれとなくサンザあたりに聞けば良いのに。
「あの…ショウとルーさんて、こ、恋人同士なんですか?」
「ああそうだよ。結婚前提なんだ」
と、はっきり伝えていればリィナも諦めたはずです。サンザもサンザでモヤモヤした回答をしたのかもしれません。
「恋人か…まあ、お互い好きなのかもしれないけど、喧嘩はしょっちゅうするわ、どうも進展しないんだよなぁ」
「へぇ…ニチャアァァァァ❤(ӦvӦ。)」
かなり脇道にそれてしまいました。
中堅悪魔ヘルマスター
とにかく、ルーが囚われている城を目指し迷宮を進んでいきます。
道中、コウリュウ兵らを蹴散らしていると、白骨化したご遺体があちらこちらに転がっていました。
気づかなかったことを恥じるテツでしたが、大事なことに気づきました。迷宮に入ったけれど、遭遇するのは雑兵ばかりで、一度もモンスターに遭遇していなことに気づきました。
サンザがテツを褒めてくれた―(^^)
サンザがずっとテツの成長を見守ってくれていたとわかるシーンです。鳳凰の塔で、ツーヘッドスネークの戦いから始まり、バーサーカーや忍者軍団との戦いで、テツにアドバイスをしたり気にかけてくれていました。
非常に面倒見が良い。サンザみたいな上司がほしい…。いや、サンザのような漢になりたい。
ヘルマスターとヘルハウンドの一団との戦闘でも漢を上げました。
ヘルハウンドたちをあっという間に即死させ、飼い主のヘルマスターへと突進。
ヘビの鞭を真正面から受け止める。
「このテツの装甲が鞭ぐらいでやられると思ってるのかよ( ゚д゚ )!!」
ヘルマスターごときをいつまでも調子づかせるな!行っけえぇ!
まずは腕一本!かつて受けたこの痛み…異形の者にも思い知らせていく。
散々大物ぶっていたけど…所詮はテツの敵にあらず。
斬撃だが剣圧で体を消し飛ばされたかのような散りざまです。ヘルマスターを圧倒的なパワーで抑え込む。戦士だから、テツだから出来た芸当です。ショウやケイヒの鳳龍奥義、ルーの剣圧が目立ちますが、戦士ならではの泥臭く力任せの技。でも、基本ができていて身体能力抜群のテツだからこその活躍なんですよね。
「復讐鬼の城前編」におけるテツの活躍。
ヘルマスターとの戦いではかなり手こずらされるのではないかと心配でしたが、全くの杞憂でした。
きりが良いのでこの辺で。レビューと同じような内容になっちゃったな^^;
続く…かも!
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