石垣環先生のWizardry漫画第1巻 導入部分でうっとり

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こちらの記事にも書きましたが、改めてリライトという形で書かせてもらいます。

Wizardry第一巻。

表紙の剣はカシナートの剣なのかな?と思っておりました。

一昔前まではブックオフで見かけることもありましたが、今ではすっかりお目にかかれなくなりました。アマゾンで購入ボタンを押したのは8月31日。2週間ほど経過してようやく手元に来ました。

ワードナの魔除けを取り戻すだけの単純なゲームなので、キャラ設定、ストーリーをどう漫画に反映するのかが楽しみです。なんせ、Wizardryのゲームは、城、城下町、訓練場、プレイキャラクターのグラフィックは無し。プレイヤーの脳内にある風景は皆バラバラ。

それを、石垣環御大が具現化してくださったのです。

一昔前まではブックオフで見かけることもありましたが、今ではすっかり目にすることはできません。アマゾンで販売されている最低価格は、プレミアム価格までは言っておりませんが、送料を含めると定価の880円を超えてしまいます。

1988年11月14日初版第1刷
1991年3月15日 第25刷

第25刷っ!?

大変な増刷数ですぞ!
Twitterなどで拝見すると、当時はかなり人気があったようです。初版発行当時、私はまだ小4くらいでしたので、当時の状況を全く知りません。

確かに、これだけ刷られていれば、一昔前までブックオフに並んでいたのは合点がいきます。Wizマニアだったら、ゲーム攻略本の「ウィザードリィのすべて」と同様座右の書だったのかもしれませんね。

ページを開くと大感動!
当時の漫画でも、巻頭カラーはなかなかなかったはず。大判サイズだとこれが当たり前なのか?

石垣環アーマーはカッコいいですわ。リョウの着ているのは「極上の鎧」か?「ますらおの鎧」か?
リリスのはもう金聖衣ですね^^;「希望の胸当て」っぽい気がします。

主要キャラの集合写真。
皆さん、ちょっと奴隷っぽい服装なのが気になりますが、WIZの世界では染料が貴重だったんだ。きっと。昔の朝鮮は染料が高価すぎて、平民はもちろんそんじょそこらの貴族でも着ることが難しかったそう。韓流で派手な色の着物はあるけど、あれは無理な設定。

石垣環御大は飾らず照らさずに、この色をみんなに着せるんです!

ワードナさん、背もそれほど身長が高くないんだからもっと前に来ないと。ラスボスなのに全身が写っていないのは寂しいぜ!

こう見ると、シルヴィア姐さんの服装は確かに色っぽい。

ミリアは集合写真では茶髪、次のページでは金髪、漫画では黒髪と色々変化しますね。

やっぱりミリアさんには黒髪がお似合い!

シルヴィア姐さんとの美人コンビで後衛を固めてくれるはず。
顎が尖っておらずに、ややポチャの丸みを帯びたお顔がとっても綺麗です。

Wiz1の僧侶は戦士並みの防具を装備できるので、前衛でも心強いんですよね。
ミリアさんが殺された時、前衛3名が屠られてしまい、後列から前列に回った時にやられてしまったのかもしれませんね。首を斬られたそうですから。

丸2年も安置されていたということは、相当な手練です。
かつての仲間たちは、当時全滅し、死体を回収しに行ったときにはミリア以外の死体は食い荒らされていたのかもしれませんな…。

見事にWizの世界を読者に伝えさせていく手法が石垣御大の持ち味。

ゲームのウィザードリィの肝となる部分をしっかり把握し、それを活かす物語構成に改めて感服した次第です。

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