Wizardry~囚われし魂の迷宮~ その14 全クリ?批判的な内容なので閲覧注意!

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シーインの最深部地下6階にとんでもなく強い化け物が住んでおりましてな。
「バンプバースト」というバンパイアクイーンの超強化版です。スクショを撮ればよかったのに…まさか倒せるとは思っていなかったので、撮り忘れてしまいました。

今回の記事は「囚われし魂の迷宮」に関する批判的な内容が記載されています。
批判的な内容になってしまったのは「囚われし魂の迷宮」を、クエストどおりに進行しなかった私のプレイスタイルに問題があったのです。

「囚われし魂の迷宮」ファンの方は、ブラウザバックお願い致しますm(_ _)m

さて。

ラスボス?との戦い

地下6階のとあるポイントに、強力なモンスターが湧き続けているので退治してほしいというクエスト。途方もない強さを誇る敵を倒し続け、ようやくバンプバーストを引っ張りだしました。これが強いのなんの。

薙ぎ払いで3000超えのダメージ。更にエナジードレイン3レベル。もうむちゃくちゃ^^;完全なる暴挙。ゲームバランスがぶっ壊れております。
このゲームにもクラシックWizardryの「マハマン」的な呪文(一つだけ願いを叶えてくれる)がありまして、それを使って辛勝しました。「Wish」という呪文で「呪文の威力を強化」を選択。ビショップは「マジックウオール」を張ります。下層の敵の攻撃は強力なので、一撃でぶち破られてしまうものの一度でも敵の攻撃を無効化してくれるのは非常にありがたい。

どうにか呪文の威力をあげて、次のターンで「Smite」を唱えまくり。この呪文は光属性。どう見ても闇属性なバンプバーストには間違いなく効きます。こいつとの戦いは運「ゲー」です。「薙ぎ払い」や乱れ打ち的な攻撃さえなければ、なんとか勝てる戦いです。

スクショ撮るのを忘れてしまいました。姿形はヴァンパイア・クイーンと同じです。

何度かリセットし直し、呪文強化がキマッて次のターンでロード、侍、侍、僧侶がSmite連打!1000~2000のダメージを叩き込む!バンプバーストのターン回復が4000以上でしたが、絶望している暇はありません。とにかく打つんです!

倒しきれずに第3ラウンドへ。

ビショップにはマジックウオールでバンプバーストの攻撃を無効化してもらいましたが、やはり火力重視で行かないとこいつには勝てない。5人でSmite!!

勝利!

500万円もらいました。
すぐに城へ戻ってギルドへ!

他にもイベントがあるものと思ったら、「良かったね。ハイ!報酬!」で終わっちゃいました。これで終わりっすかね…?「幸福の果実」だったかな?特殊使用すると運の良さが上がりそうな使い捨てアイテムをゲット。苦労と見合わないな。

どうしていいかわからないので、この先の話をググってみましたが…、やっぱりこれで終わりみたいだな…。パッとしない終わり方。中ボスの強化版が隠しボスだったのか。しっくりこない。これで本当に終わりなのか?

Steamのレビューを見て

Steamのレビューを見てみました。
PS版だとクソゲー扱いされているそうです。
移動時の動きがもっさりしている、画面の切り替わりがスムーズでないなどの批判がありました。私はあまり感じませんでした。方向転換時にちょっと引っかかるような動きがあったけれど、気になるほどではありませんでした。おそらく、発売開始時と比べてかなり改善されたと思います。もっさり感を気にされている方はずいぶんいましたね。

キャラの絵が種族と職業で固定で、色とか選べれない。
床ダメージ食らうと、6人が一斉に話し出すのが非常にウザい。

https://store.steampowered.com/app/948640/Wizardry/?l=japanese

とありました。

私もキャラ絵が固定で、人間の男3人をパーティーに入れようとすると、みんな同じ顔グラになってしまいます。だから、どうしても他の種族や性別の異なるキャラを入れないと、不自然に感じてしまいます。私は基本的に人間パーティーで組むことが多く、今回はそれができませんでした。最終的には人間×3名、ドワーフ2名、ホビット1名でした。

ダメージを食らった時の声!

これは私も気になりました。野郎どもの声はともかく、女性の声はちょっとエロいんですよね。音量が大きいと家族に勘違いされそうなほどです。壁にぶつかったり、トラップにかかるとうるさい。

うるさいと思ったので、声の音量をゼロにしました。これで問題解決です。

気になったのが、主人公のキャラ設定です。自分のブログを見返したら、私が操作していた人間女性アニタは「セレブな世界に仲間入りする事業資金を稼ぐため、冒険者稼業につこうとしていた」のが当初の目標。各種クエストをこなしていく中で、セレブ界に関する言及が一切なかったので、すっかり忘れておりました。https://puntapunchiku.com/?p=1351

イベント終了後報酬を得たら「これでセレブへの階段を一歩登ったわ!」とか、ベタな台詞一つ入れてくれれば良いものを…。「君たちは報酬〇〇GPを得た!」で終わり。ギルドの長ブースらとの会話にも、個性を出してくれるようなシーンはなかった。クラウス侍従長のようなイケメンで金持ちそうな男に出会ったら、甘えるとか。古臭くてベタな台詞回しで良いから、何らかの演出がほしかった。キャラ設定には疑問が残りました。

全クリした時も「アニタがセレブになりました」という描写はありませんでした。

動作がもっさり。
声がどうの。
グラがどうの。
キャラ付けがどうの。

この辺はさておきましょう。ゲームをプレイするにあたって大きな支障ではありません。

ゲームバランス

前半はゆるゆるです。コボルド、オーク、ゴブリンに10名以上に襲われても、ほぼ無傷で勝てます。序盤、私は舐めプをしており僧侶一人で戦っていました。十分勝てました。試練の迷宮やシーインの迷宮の下層、そして、シーインの最深部の敵は強敵だらけです。強敵というか、ゲームバランスが崩壊するような強さです。全く手も足も出なくなりますからな。

クエストに縛られる

クエストはてっきり本編とは絡みのない、どうでもいいものと思っていました。
迷宮に入れば自然にシナリオが進んでいくと思っておりました。迷宮深部まで進むことは可能です。でも、何のイベントも発生しませんし、メッセージすらありません。やはりクエストを進めていかないと物語が進行しません。

迷宮のギミック

クラシックWizardryをリスペクトしているのか、ダークゾーン、回転床、呪文が使えないエリアなどが存在します。ただ、謎解きや工夫をこらされた仕掛けはありませんでした。各階ごとに「起動装置」が設置されており、そこを解除すると魔法の扉が開いて下層に進めます。3つのダンジョン、各階ともにこれだけです。ものすごく単調で、下に下りる作業に正直飽きを感じました。

描写の乏しさ

SFC版Wizardry6は今までのトレボー城塞やリルガミンと違い、野外もあり、過去作と比べてやや一方通行の物語ではありましたが、仕掛けに富んでいたし、NPCとの出会いも楽しいものでした。「ゴム糸」を集めて「ゴム紐」を作り、歯車などカタパルトの部品を集めるのもワクワクしました。機械を作動させるために、紙に作動方法をメモして順番に操作。6は野外でグラフィックも過去作と違い綺麗でしたが、文章での描写はこれまで以上に凝った表現でした。グラフィックに甘えず、文章でプレイヤーにしっかり伝えていこうとする意志が感じられました。

この作品には、文章での細かい描写が乏しく、迷宮内がどうなっているのか、ボスキャラの佇まい、周辺の情景描写がほとんどなかったので寂しい気がしました。

生活感のない迷宮

特にWizardry5,6は、迷宮に棲む敵キャラの生活感がにじみ出ていた描写が多々ありました。NPCだけでなく、エンカウントで遭遇する人型の敵も人間関係が大変なんだろうなとか、こいつらも酒のんで息抜きしているんだなとか。サムライや戦士系などの敵が友好的だと、自分が悪の性格なのについつい許してしまうこともある。Wizardry1~3も5,6ほどではないにしろ、生活感が感じられました。モンスター配備センターやエレベーターは誰か管理しているやつが居るんだろうとか、リルガミンの遺産での海賊たちも日々どんなしのぎをしているのかとか。ブルーリボン、像、鍵が置いてある場所の描写も好きでした。
クエストに関係なくても、無駄と思われる描写でも多少あった方が雰囲気でますよね。
「囚われし魂の迷宮」からは、生活感がほとんど感じられませんでした。

良かった点

グラフィックは綺麗でした。
アイテムが豊富でした。
クエスト通りに進めていけば楽しいはず。

今回は、不満を書いてしまいましたが、これはひとえに私のプレイスタイルが悪かったせいでもあります。クエストを無視して、ひたすら試練の迷宮でアイテム探しをしたのが間違いでした。試練の迷宮ではゴミアイテムばかり。シーインの迷宮中層あたりから、そこそこアイテムが揃い始めました。

アイテム狩りは楽しめました。

もう一度プレイして見ようかな…?今度は確実にクエストをこなしていく形で。

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