このイラスト集、特に人型のキャラの設定が魅力的です。
解説をリライトしてしまうような記事です。借り物なので手元に置けない。でも、書き残しておきたい。せめて、人型キャラだけでも記録しておきたい…！
アマゾネス
子供の頃から戦うことのみを教えられ、あらゆる武器を使いこなす。彼女らの領域に迷い込んだ僧侶から力ずくで学んだ魔術の力が加わり、ここ数世紀に渡って勢力を伸ばしてきている。数多くの者たちが、彼女たちとの和平を望んだが、ことごとく頓挫し、運悪く捕らえられた男たちは彼女たちの子孫作りに協力させられた後、彼女らの信ずる邪神に生きながら捧げられたという…。
てんこ盛りの情報。
まず、向学心と研究熱心さが挙げられます。戦闘的であるけれども敵からもしっかり学んでおり、聖職者でないと習得できない僧侶系呪文を駆使するのは生半可な覚悟ではできません。
生殖能力の強さ。女だけの世帯なのに、勢力を拡大。日本の少子化対策（日本のは少子化政策ですね）なんて、彼女たちにとっては鼻で笑い飛ばしてしまうほどでしょう。男の子が生まれた場合、その子はどうなるのだろう…？まさか邪神に捧げてしまうのか？
外部から来た男は拉致された挙げ句、子作りに協力させられ…もっと言うと性処理役にされてしまいます。成年コミック的な話じゃないか…と思われるかもしれませんが、生贄にされてしまうので最悪です。成年コミックでも映えないオチです。
子作り云々からの末路を考えると、ある意味サッキュバスよりも酷いですね。サッキュバスは本番さながらの淫夢をみさせて精力を奪い尽くし、気持ちのいい状態で死に至らせます。
その点、アマゾネスは生贄にしてしまうので、本当にたちが悪い。
ロイヤルガード
数百年前に滅びたとある王国の近衛兵の子孫。祖国復興を目指して剣技を磨く騎士とも言えるいで立ちの戦士。名工の綺羅びやか過ぎる鎧は、冒険者やゴロツキ共のターゲットにされてしまうとか。
Wiz5でもかなり派手でしたね。やたらとゴールデンで、酒場の用心棒程度にしか見ていませんでしたが、祖国復興を目指していたとは健気な連中です。仲間にしたい。
ロイヤルロード
ロイヤルガード達を束ねる亡国の近衛隊長。
良い設定だよね、ほんっと！
ロードだけにいくばくかの呪文も習得している。本来高貴足るべき精神は、長い漂白の生活に耐えかねたようである。祖国のためと大義名分を掲げながら、略奪を繰り返す彼らは盗賊団と変わらないとのこと。部下のロイヤルガードは真面目に祖国復興を目指していそうなのに、ロードはこの体たらくなのか？ガードの志も同程度でしょうね。
ファイター
文字通りの戦士で、その大半は若いドワーフ。力任せに無骨な斧を振り回してくるが、戦い方が未熟で稚拙なため、よほど油断しない限りは彼らの餌食になることはない。彼らは殺戮、略奪のあと、何喰わぬ顔で街の酒場に現れることがままある・・・とのこと。
かなりのサイコパスっぷりですが、冒険者も同じですからね。殺して、宝物を略奪して、ギルガメッシュの酒場で酒を飲む。さして変わりません。同じです。
マジシャン
アコライト
この2人は技術的に未熟で、品性お下劣。弱いためにいつも群れでいるところも共通しています。マジシャンは「ハリト」が使えるので、LV１のパーティーにとって大きな脅威。ハリト（ダメージ１～８）≒バディ（即死系呪文）のようなものですからな。
よりたちが悪いのはアコライトの方ですね。邪神を信仰しており、婦女子や旅人を襲って、悪魔の生贄にしていますから。ただ、呼び出された悪魔のほうが強すぎて、呼び出したアコライトが餌食になることもあるとか…ご利益なしの統○教会じゃないスカ？これ？信仰することによって、金と命を削るという…。
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