漫画ウィザードリィ外伝 召喚の書レビュー②

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「漫画ウィザードリィ外伝召喚の書」をソルバルウさんからいただきました!

前回のレビューでは、6ページしか進みませんでした。

今回はもっと進められるかなと思っていましたら、進んだのはたったの3ページでした^^;

まるで牛歩のような進み具合。

ついついストーリーそのものとは関係ないことに突っ込んでしまったり、考えたり空想した内容を羅列した記事ですので、苦手な方はブラウザバックお願いいたします。

女皇ルーシィディティ

先日、召喚の書の記事をTwitterで紹介した際、ソルバルウさんのコメントにこうありました。

「ギルとの死闘の後、ルーが帝位に就いたということは、リルガミンを正統とする皇統が始まったということでしょうかね。」

そうなんです!
ルーが帝位についていたのです!
「女皇」と記載されていたのに、私は全く気付かず…^^;外伝本編では、フィルから「女王(おおきみ)」と言われていました。リルガミン王国のお姫様なので女王と呼ばれていたのでしょう。

イズモの国がソルバルウさんが仰るように「ルーシィディティ朝リルガミン」となったのであれば、こぞって旧勢力が異を唱えても無理のない話です。

コウリュウの縁者はいなかったのでしょうか?
居たとしたら大きな内乱になりますし、ルーを擁して新たな国造り…となれば、旧コウリュウ軍から逆賊扱いされてしまいます。

リルガミン王国はわかりませんが、イズモは代々男系男子で紡いできたのではないかという気がします。

イズモとリルガミンはもともと一つであり、リルガミン王家の正統な血を引くルーが帝位に着くのは女性皇帝であるから男系なんだ!問題ない!と主張しても、ルーの生んだ子供が帝位につけばそれは女系皇帝となってしまう。コウリュウの忘れ形見が健在であるのに、わざわざ女性皇帝を立てようとするのは不敬にあたる…こういった議論も出ていて、いざこざの元にもなっているのかもしれませんね。

日本の皇室を引っ掻き回す女系天皇の話なんぞ全くの論外だと思っておりますが、それはさておき。

ファンタジーであるウィザードリィ外伝の話では、女皇のルーシィディティ一派を応援しています^^

追記

いつもお世話になっているモンキー・アドベンチャー様のツイートです。

ホウライは連合国家であるものの、この時代は王不在。
というわけで、イズモの国を治めていたのはコウリュウ様。ホウライ統一に向けて動き出したルーはまさに異質。ショウの将軍は納得できても、ルーに女皇と名乗られたら、周辺諸国の反発も激しいでしょうね^^;

悪魔側の幹部

ヤマの国タカマ村は古来より召喚能力を持った人々がおりました。そこで異変が起こっている。つまり異形の者たちが湧いて来ているってことですな。

フィル、キャン、そしてマナさんがこの村へ潜入。
召喚者の言うことを聞かない異形の者達がいる…つまり大事件。軍勢の大多数は内外の反対勢力と戦闘中です。

タカマ村のお屋敷周辺が燃えている…?

あっ…!?

貴様はっ…!

理科室の骸骨野郎!

この前はTOTOの悪魔ことデルフ(陶魔)と同様、噛ませ犬兼小物幹部として大活躍してくれた…ライカーガス先生ぇじゃありませんかっ!?

FC版ウィザードリィダイヤモンドの騎士では、ボスキャラでもないため、通常エンカウントでよく見かける悪魔です。ってことは…ショウに殺された初号機の後任か?

ただ、セリフを見ているとショウに殺されたライカーガスと同一骸骨のようですね。

外伝終盤の話になってしまってあれですけど。
彼の今際の際ったら情けなかったですね。
「我々と手を組めば…」的な。

手を組むも何も…ギルを通じてようやく異界の門から出てこれるような連中でしょ?

RPGのラスボスって、主人公がやってくると、

「どうだ、私と組まないか?世界の半分をやるぞ」的なことをよく言ってきます。ドラクエの竜王といい…。ライカーガスといい…。

人間界に脅威を与えつつあるけれども、竜王しかり未だ蛹みたいな状態なんですよね。ちょこちょこ人間たちが被害に遭っている、魔物の動きが活発になってきている程度ですから。

そして、ギルの体に仕込みを入れていた異形の者の元締めと思われるもののセリフもこれ。

なぜ悪魔たちは人間界へ侵出したいのか…

さて、骸骨先生ぇ。
拘束されているのがサクヤ様ですね。
ライカーガスの話し相手が誰かわかりにくいですが、これは異形の者達の元締めあるいは同格の悪魔とでも話しているのでしょう。

「ライカーガス1人で充分」

と言われても、彼は一度ショウに敗れていますからね。自分の部下たちを引き連れて来たのでしょう。結界を破って蠢いているのがライカーガスの手下共。ヘルマスターやレッサーデーモンを複数呼んでくれば、フィル、キャン程度なら倒せると思いますが、ショウ相手ではグレーターデーモン数体を呼んできても勝てないでしょうね^^;

ショウが出陣した時点で、この骨の運命はきまりました。

仮にサクヤ様を完全に取り込んで、異世界から強力な悪魔どもを招き入れたとして…ショウを倒せるような悪魔なんて…いや、ライカーガス先生以上の強さを持った悪魔なんてどれだけいるんスカ…?マイルフィック、デーモンロードくらいか。

WIZ5ともなれば、アークデーモン、アークデビル、ダークロードが登場しますが、この時代は流石にいないと思います。

「続く眷属がために…回廊を築き上げねば…」

悪魔たちも必死です。
なんとか人間界で王道楽土を築きたいという強い思いが伺えます。
そんなに人間界が良いのかな?悪魔の世界に閉じこもっているわけにはいかないのか?住みにくいのかな?

人間界は空気も良いし、食べ物(人間)は美味いし…ということなのか?
それとも、悪魔界でも戦乱が一向に終わる気配がなく、異形の者の中でも虐げられている連中が避難先として人間界を希望しているのか?人間界に来たがっている連中=魔界での弱者という図式だったら、胸熱ですねぇ。

殴り込み

寺院の正門と思われる場所に佇むフィル、キャン、マナさんの3人。
寺院の障壁が持ちこたえている間に、火の手が寺院に回る前に、サクヤ様を救出する必要があります。

マナさんによるとサクヤ様が入手した「召喚の書」を解読していると、命令を聞かない魑魅魍魎が出てきたと。

「サクヤ様が里で入手した」

召喚の書は、最終決戦の際、鳳龍の奥義で城ごとギルやら異形の者を消し飛ばした時に消えたわけではなかった。

これは「愛しいしと」のパターンのヤツ!

召喚の書自体が意志を持っていたと私は思っています。自分を受け入れてくれる器を持った宿主のところに行くんですよ…きっと。サクヤ様は当然のことながら、ギルよりも遥かに力は劣るものの召喚能力はある。当座のしのぎとして彼女を選んだ。ギルのようにポンポン大悪魔を召喚することは出来ないけれど、それなりの力はある…。

召喚の書もなぁ…ギルを倒したばかりのイズモの国の周辺などではなく、もっと別の国でやらかせば無事に悪魔どもを召喚できたはずなのに。

でも、召喚の書は能力者が近くにいたから来ただけです。
となると、やはり問題はライカーガス先生ぇです。こいつはついこの前ショウに倒されたばかり。

「イズモの国の近くでやらかすと、またショウが出てくるからもっと遠くでやろうっと」

と考えるのが普通です。
場所を全く考えていない。せめて今現在ルーたちが争っている反対勢力を利用するとか、リルガミン周辺で別の人材を探すとか。
ライカーガス先生、完全なるリサーチ不足。

そして、フィル、キャン、マナさんのメンバー。
ちょっとこのパーティー大丈夫ですかね^^;?キャンは腕は立つだろうけど、性格的には押しが弱い。
フィルは見かけによらず押しが強く、猪突猛進、言い出したら聞かなそうな頭の硬さがあります。戦況が怪しくなると「駄目でもともとよ!行くっきゃ無い!」なんてブチギレそうし、リーダーには向いてなさそう。

臨機応変が効かなそうなメンバーです。心配だなぁ。

まったりレビューですが引き続きよろしくお願いしますm(_ _)m

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