前回、ルーの強力なライバルシーナが登場!
同族同性同郷同職種同能力値、そして、男性の好みまで一緒。まるで自分の分身のよう。
唯一異なるのは性格です。ルーの性格は善。シーナは悪。善悪の違いはあっても、根本は同じで似た者同士ほど気が合わないと言いますからね。
さて。
続きです。
ワードナの迷宮編 その5
ヤンを、シーナが所属する悪のパーティーに紹介してしまったイチは、ルーにバディで殺された後無事に蘇生してもらったようですね^^;犠牲者はイチだけではななかった。仲間の盗賊と魔法使いもティルトウェイトで消し炭にされたようです。
ギャグ漫画でもむちゃくちゃをやる。
こんな凶暴でもパーティーに居られるのは、ルーの群を抜いた実力があるからでしょう。普通だったらとっくの昔に追い出されているはず。
今回の迷宮入りは金稼ぎやワードナ退治がメインではなく、ヤン奪還作戦。地下10階に行ったらこの有り様。
地下7階…ゲームではトラップだらけで、イベント進行に必要なアイテムもなく、足を運ぶ必要のない階層です。WIZ1では地下5~8階はゲーム進行上不要な階層なのです^^;
そこをうまく利用した!
ワードナがトレボーに一泡吹かせるために作ったこの迷宮。化け物たちとトラップをたっぷりと配備した…けど、まさか冒険者たちに都合よく使われるとは思いもしなかったでしょうね。
月並な云い方ですが…おばけや幽霊、怪奇現象よりも人間のほうが怖いとはこのことですな…。
この回のメインはイチがやたらといびられるところ^^;トラップの多い階で、先頭を行かされ落とし穴に堕ちる。エナジードレインを持つ敵ナイトストーカーの群れに投げ込まれてレベルダウン。
不死族であるナイトストーカーを成仏させるための準備をしているんでしょうけど、イチがエナジードレインを食らってガッツポーズをしているようにも見える^^;
そして、悪のパーティー陣営ではルーとシーナがいかに険悪な仲であったかが語られています。
で、地下7階はトラップのセッティングがエゲツ過ぎ…結局ルー達はシーナの下にたどり着けずに終わってしまうのでした。
御大…辛そうw
ワードナの迷宮篇 その6
なにっ!?
「腐れ✗✗✗!!」
下品な言葉だけれども、この漫画で出てくると妙に新鮮なんだ。
シーナの下へ急ぐルー一行。通りがかりのメデューサリザードにバンカケ。
モンスターと話ができる魔法使いのツル!正伝にも外伝にも居なかった貴重な存在。気づいたんですけど、この漫画に登場するモンスターはルーたちにビビりまくりですね^^;悪名が轟いているんだな。確かに、モンスターたちにとって、熟練の冒険者たちは悪魔以上の存在として目にうつるでしょう。相手の強さもわからずに突っ込んでくる魔物が大半だと思いますが、力量を見極められるモンスターや人も居るはず。そんなことを思い浮かべてしまう、先日真っ二つにされたウィルオーウィスプ、今回のメデューサリザードたちです。
メデューサリザードたちをシーナたちの前に解き放ち、シーナらを石化した後にヤンを奪い返す作戦。
シーナ以外は全員石化。ついでにヤンも石化!
ドサクサに紛れてからの、ルーのカティノ!
うまい!
ルーもそうだけど、ここでカティノという石垣環御大の発想がよい!眠気に耐えているシーナ。眠気に抗えるか!?
倒れない…けれど、
たったまま眠っている。
まるで高校鉄拳伝タフのアイアン木場なんだ。
無事に逃げおおせたけど…落とし穴に落ちた。
ギャグ漫画的な落ちで終了。この回と次の回はひたすらギャグった展開でサクッと行きましたね。奪還にも成功したし。
ワードナの迷宮篇 その7
ルー達のパーティーは地下10階へ。ヤンがバンパイアと一騎打ち。見事に一刀のもとに仕留めました。バンパイアを倒すとは、かなり腕を上げましたな。
地下10階で鍛えられる基礎は出来たようです。これにはルーも大喜び。
「一度も死んでいない」
レベルの低い仲間を慮って、少しずつ慣らしていくという感覚は殆ど無いですね・・・このパーティー^^;自分たちのペースで進んでいく。それについていけるかいけないかは、新人君の運と実力次第…。
ブラック企業だな^^;
これだけ強くなったのは実力も去ることながら、防具を買い揃えて上げたからとのこと。防具を買う余裕が出てきました。元々金に困るようなパーティーではありませんでしたが、ヤン加入後金欠状態に
- ヤンが度々死ぬため蘇生費用がかさんだ。
- ヤンの周辺でトラブルが起こるため、怒ったルーが、イチや他の仲間を殺してしまいその蘇生費用がかさんだ。
- ヤンとルーは頻繁にロイヤルスイートルームで宿泊するため莫大な費用がかかった。
蘇生に費用がかかるのはわかっています。だけど、一番の出費は3.のロイヤルスイートルームです。出費の7割はこっちだと思いますよ^^;ゲームでもお金かかりますからね。
バンパイアが落としていった宝箱の罠が発動。
どこかにテレポーテーションされてしまいました。石の中にテレポートされたら一巻の終わりです。そんな恐怖など微塵も見せないルーたち。
ルーたちはのんびりとヤンを特訓していますが、シーナは常にルーをつけ狙っていたようです。ただ、全くルーたちを捕捉できず、16回もヤンを奪うことに失敗していました。
本来ルーとシーナの能力値は互角なので、勝敗数はトントンになるはず。そうならないのは、王立士官学校首席卒業生リルがいるから。
リルすごいなぁ…ロードってだけでもすごいのに首席か…。
背後にファイアドラゴンが登場。
またしても引っ張ってしまったため、がっかりしている御大。御大としても今回は話が進まなかったと感じておられたのですな。
5~7はシーナのキャラがしっかりと立ったこと、そしてギャグに徹したストーリー展開でした。
次回のその8からは、ギャグ路線ではあるものの作品全体の雰囲気に変化が現れ始めます。最終話への布石とも言える展開が待っています。石垣環御大の生き生きとしたキャラが読めるだけでも大感激です。譲って頂いたソルバルウさんには感謝してもしきれませんワイ…。゚(゚´Д`゚)゚。
今日はこれまで!
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