「セクシー田中さん」原作・芦原妃名子さんの急死の話題でもちきりでしたね。
原作がないがしろにされている問題。
今回はものすごい問題提起となり、今後、アニメやドラマ業界はどうなっていくのだろうかと気になります。
今回の記事は原作をいじるのはけしからん!という趣旨ではございません。気楽に読める短い駄記事です^^;
私は、ドラマにせよ、アニメにせよ「原作と違うのは当たり前だよね」という感覚が、無意識に刷り込まれていた…いや、そんなものだと思ってしまいがちでした。小さい頃からそうでした。ゲゲゲの鬼太郎だって、GTOだって、スティーブン・キングのシャイニングだって、エイリアン3だって原作とは随分違います。
別に原作がつまらないから変えているのではなく、尺の都合、もっと映像受けする作品に仕立て上げたいという思いから、原作から乖離して行くものと思われます。
ただ、原作よりもアニメや映画のほうが有名になりすぎてしまった作品は、ちょっと気の毒かなと思ってしまいます。というのも、アニメ、映画となりいくらヒットしたとしても原作者には微々たる使用料しか入らないからです。
原作者とアニメや映画の脚本家との間の問題は、我々見る側としてはどうすることもできません。原作者としての思い入れ、映像化する際どうしても改変せざるを得ないこともある。ただ、せめて原作者へのリターンをグッと増やしてほしいなぁとは思います。
原作者への使用料を増やしてほしい
最初に述べたように、映像化したら原作者への使用料を増やしてほしい。
漫画がアニメ化した場合と小説が映像化された場合ってちょっと違うと思うんですよね。※あくまでも素人考えです。
アニメ化されれば、当然のことながらグッズ化されます。おもちゃにもなり、文房具にもなり、食器にもなり、アクセサリーにもなり、衣服にもなり…しまむらに行けば、鬼滅の刃やらマインクラフト、スパイファミリーなどの衣料品がゴロゴロあります。色々中抜き(言い方が悪いな^^;)はあれど、原作者の元へ使用料が入ります。
小説が映像化されてグッズが販売されたとして、それは小説の原作者に行くのだろうか?
あ…。
世界名作劇場の原作者はすでに他界されておりますが、この辺の使用料とかどうなっているのか?アニメが人気になって、グッズが販売されて公式が潤うのはわかります。これがもし、作者がご存命の場合…グッズなどへは原作使用料が発生するのかな?
我々としては、原作本を新品購入することが最も原作者を応援する近道。漫画家だったら単行本を買う、小説だったら小説本を買う。「面白い!これはハマる!」と思ったアニメや映画、ドラマがあれば、是非原作本を購入してほしいです。映像化したものと原作の違いを知るのも楽しみの一つ。
名作劇場やロミオの青い空を普及させたいと思ってこのブログを立ち上げたのだから、原作本も宣伝しないと。原作本を新品購入する。増刷される。新聞の広告欄にも載る。ネットやTVなどの媒体で取り上げられる。更に人気が出る。アニメが再び脚光を浴びる。原作にも脚光が・・・を繰り返す。
世界名作劇場の火を絶やしたくはないですね。
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