エクトール・マロの「家なき子」を読む! その10

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タイトルがいきなり仲間の名前だぁ!

今回もまたまた嫌な予感しかしない。

ジョリクール!

そう、前回レミたち一行は雪中行軍を強行。大雪の中、木こり小屋で雪が止むのを待っているとゼルビノとドルチェが失踪。十中八九狼にやられたと判断。ジョリクールが寒さで体調不良に…。

エクトール・マロの「家なき子」を読む! その9
またしても嫌~なタイトル…。。。家なき娘レミを視聴済みですので、このあと何が起こるのか、大体見当がついてしまうのが悲しいところ。ミリガン夫人とアーサーを想う日々14話の冒頭から、レミがミリガン夫人とアーサーと白鳥号で過ごした日々を回想してい…

ようやく雪が止み、見事な晴天。
ジョリクールは体が冷え切り、歯をガチガチといわせて震えていました。

「どこか、村へ行かなければ。」

ジョリクールを毛布でくるんで、ヴィタリスのチョッキの中に入れて出発。
村についてすぐに金の看板を掲げた上等そうな宿に宿泊。レミにジョリクールを温めさせておいて、ヴィタリスはぶどう酒を飲ませようとしますが、ジョリクールは飲もうともしません。

以前、ジョリクールは肺炎に罹患したことがあり瀉血療法で治った経験があるそうです。今回も瀉血療法が効果があると思ったのか、また血を抜いてくれと腕を突き出してきます。

ジョリクール。゚(゚´Д`゚)゚。

稼ぎ頭のジョリクールに万が一のことがあったら・・・ドルチェとゼルビノを失ったヴィタリス一座がさらに集客力を失うことになります。絶対に治癒しなければならない!家なき子レミでは、死の淵から生還しました。その後もレミや仲間たちをフォローして大活躍でした。

白鳥号から下船後は、踏んだり蹴ったりの展開でした。犬2匹を亡くしたばかりですし、これ以上の不幸はもうしばらく訪れないだろうと、そして、アニメ版でジョリクールが生還したこともあったので「ジョリクール」の病気回は割と楽観していたのです。

ヴィタリスは医者を呼びつけましたが、猿が患者ということで帰りかけましたが、ヴィタリスが旅芸人仕込みの、いや、身分の高かった頃の威厳でもって熱弁をふるい、嫌がる医者をその気にさせることに成功。

瀉血をしてから、飲み薬、シップを処方してもらいました。
レミはジョリクールのために全財産である5スーをはたいて、大麦糖の飴を購入。
ジョリクールが咳をするたびに、レミが上げるものだから、ジョリクールは調子に乗ってわざと咳き込む。結果的に、この飴は病気を治すどころか悪化させる事態に…。

宿代を稼ぐために40フランを興行で稼がねばならず、準備をしていると、ジョリクールまで出し物用の衣装を着させろとせがんできます。

興行では、ヴィタリスの歌声に心を打たれた淑女が1ルイ金貨(=20フラン)を投入。ヴィタリスはなぜか彼女に素っ気なかったどころか、イタリア語で罵り言葉すら吐く始末。この女性に対して一体何を思ったのか…?

これだけでは済むまい

女性のお陰で大金を稼ぐことに成功し、眼の前の問題を片付けることができました。

しかし…

「ジョリクールが冷たい!」

ええ…まさか…!?

ジョリクールは亡くなっていました…。
ジョリクールが居ないとこの先の興行は絶望的です。ヴィタリスの判断力も最近は落ち始めているし、淑女からお金をいただいた後の態度もいただけません。

この先どうなるのか…。

「死んでしまった!こうなるほかなかったのだ。なあレミ、わしがお前をミリガン夫人から引き離したのは、間違っていたかもしれん。まるでわしは、悪いことをした罰を受けているような気がする。ゼルビノ、ドルチェ…そして今日はジョリクール。これだけでは済むまい」

罰を受けているとまでは、思いませんが、レミをミリガン夫人から引き離してしまったのは間違いだったと思わざるを得ませんな。無理にでもミリガン夫人のもとにとどまらせて置くべきだったと、この時点では思いました。

ジョリクールが死んでしまうとは意外でした。
アニメでは大丈夫だったのに…絶対に助かると思っていましたので、かなりのショックです。

エクトール・マロの「家なき子」を読む! その11
第一部完と書いてしまいましたが、中巻は第一部の続きからだそうです。いよいよパリへ!レミ達一行は一列縦隊で雪の中をパリへ向え行軍中。隊列と言ってもヴィタリス、レミ、カピしかおりません。カピはまだ自分が動物たちのリーダーだと思い、時々後ろを振り…

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