ちょっと最近は公私ともにトラブルがあり、どうにもならないことに頭を悩ませており、Xですらも自分でつぶやくことは少なくなりRPばかりです。
こんなんじゃいかん!
家なき子を読んで元気を出そう!
どうせなら家なき子の良さを多くの人に知っていただきたいということで、記事を書いていきます。
世界名作劇場の「家なき子レミ」も大好きなので、そちらと同時並行でご紹介して行けたら良いなと思います。
凹んでいる時こそ書くべし!
行動するべし!
エクトール・マロの「家なき子」
エクトール・マロの家なき子は読んだことがあります。
小学校低学年に読んだのは児童文学用の本。全くと言ってよいほど記憶になく、実の両親に育てられず、動物たちと旅をすることは覚えています。ぶっちゃけ、ブレーメンの音楽隊とごっちゃになっていた時期もありました。
エクトール・マロは「家なき娘」の作者であります。
世界名作劇場の「ペリーヌ物語」の原作です。家なき娘のレビューも書いたことがあります。

家なき子の原作の主人公は8歳の男の子。
レミです。

フランス中部のもっとも貧しい村であるシャバノン村に、心優しいバルブランお母さんと暮らしておりました。
貧しくとも心穏やかな日々。
原作での語り口は、大人になったレミが8歳当時を振り返りながら語っていくスタイルです。冒頭部分でバルブラン母さんのことを、お母さんでなく「その人」と呼んでおり、一体どんな事情があるのかと物語に一気に惹き込まれます。
僕(レミ)に語りかける仕草、優しい眼差し、可愛がり方…僕はその人を本当のお母さんだと思っていた。しかし、その人は育ててくれただけの人だった。
8歳までとは言え、レミを育ててくれたバルブラン母さんがちょっと気の毒に感じる内容でしたが、事実は事実。
バルブラン家に差し込む影
バルブラン母さんの夫はパリで出稼ぎ。
穏やかな老後を過ごすための資金作りのためです。ところが、その夫が仕事中に労災事故に遭ってしまいました。会社側は認めず、補償金の給付を渋っておりずっと裁判が続いておりました。裁判の費用を捻出するため、バルブラン家の雌牛を売却することに…。
雌牛が居なくなることは、家族にとっていかに致命的であるか。牛乳も飲めず、バターも手に入らない。乳製品は貧しい村の人間にとっては貴重なタンパク源です。牛乳がなくなると料理のレシピも減るし…。
お陰で、バルブラン母子の食事はじゃがいもに塩を付けたものだけ。
雌牛を売ってからすぐにやってきたのが、復活祭前日のイベント「ごちそうの火曜日」です。復活祭40日間は卵類、肉類、魚類等動物性タンパク質の摂取が禁じられます。前日にたらふく肉類を食べてはしゃぐカーニバルなのです。
レミもこの時ばかりはバターや肉、小麦粉で作ったクレープを食べることができましたが、今年は無理そう…。
ところが、バルブラン母さんはしっかりと小麦粉を調達しておりました。
レミは嬉しくなりましたが、「ごちそうの火曜日」を口に出しませんでした。ごちそうを作れないお母さんを悲しませたくなかったから。
母「小麦粉で何ができるでしょう?」
レミ「パン。」
母「その他には?」
レ「パン粥」
母「その他には?」
レ「うーん…わからないや」
母「うそ。よく知っているのにお前は優しい子だから、言おうとしないのね。(中略)だけど、うちにはバターも牛乳もないことを知っていたから、そう言わないの。そうでしょ?」
レミ。゚(゚´Д`゚)゚。
レミ君はまだ8歳ですよっ!?
もう…この時点で神童です!いじらしさが光る…とっても辛れぇ…。
お母さんはちゃあぁんと、牛乳、バター、卵、りんごを取ってくれていたのです!
母さん!ナイッスゥ!
母子水入らずでごちそうを作り始めました。
薪を火にくべて、フライパンでバターを溶かして…このあたりの描写が微笑ましくて実に良いんですよね。さすがエクトール・マロ御大…、家なき娘の頃同様、読者を物語に没入させてくれます。
バターのジュー!という音がたまらんですな。
ガタガタと外から音が。
うるさい!
こんな遅い時間に誰だ?
農村の夜は早いんだよ!

まさかの不確定グラフィック!
「みすぼらしい男」の正体とは…!?




コメント